介護施設のホームページを立ち上げるとき、パッと目をひくデザインなどを選ぶことも大切ですが、他にも様々な要素を組み込んだ内容にすることが必要です。
どのようなコンテンツを組み込めばよいのか迷ってしまうかもしれませんが、高齢者が今後も増加しニーズが多様化することを予想しながら、介護を必要とする方に求められる情報を提供できるホームページを作成しましょう。
介護施設の競争激化によって、介護分野に特化したポータルサイトや比較サイトも増えています。
今はパソコン以外にスマホなどを使って、気軽に情報収集できる時代となっているため、老人ホームのホームページで重要となるポイントをおさえておきましょう。
介護施設のホームページのターゲットとなるのは、実際に介護サービスを利用する高齢者だけではありません。
まだどの施設を選ぼうか、どのサービスが適切か迷っている利用者の家族もホームページを確認しています。
そこで、実際に介護サービスを利用する方とその家族の両方を意識したデザインを選ぶことが必要です。
安心して家族を任せることができる介護施設なのか、信頼関係を築くことができるのかなど、不安を抱えている利用者やその家族にほっとしてもらえる雰囲気のデザインがよいでしょう。
介護施設には専門的な用語や知識なども多いため、介護スタッフの間では普段使い慣れている言葉でも、一般の方には理解できないこともたくさんあると認識しておきましょう。
その上で、他の介護施設と違う部分や、強みとなるところをアピールできる内容を組み込んでいくことが必要です。
利用料金も保険適用の可否や自己負担額などの複雑な仕組みを、閲覧した方にわかりやすく伝えることができれば、いくらお金がかかるのか確認しやすくなります。
また、業界の基礎知識などを含めたコンテンツやよくある質問なども盛り込むことで、利用者が抱えている施設利用における不安を解消できるはずです。
実際に介護施設に問い合わせを行ってから、利用を開始するまでの流れをフローにまとめて掲載しておきましょう。
利用者の不安を解消するために、それぞれのフローをアイコンやイラストなどを添えてわかりやすく説明するとより効果的です。
ただし情報が多すぎることや内容が複雑になることは混乱を招くので、できるだけ重要なポイントのみを押さえておくことを心がけましょう。