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介護施設で夏季に開催する夏祭りはどのように行えばよい?

2021.02.02
分類:経営

介護施設で生活する利用者の楽しみといえば、様々なイベントが挙げられます。その中で、夏季のイベントとして挙げられるのが夏祭りでしょう。

季節ごとのイベントは介護施設にとって欠かすことのできないものですが、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で開催できなかった施設も少なくありません。

せっかく楽しみにしていたのに…とがっかりした利用者に向けて、2020年夏季に開催できなかったイベントは2021年の春に実施してみてはいかがでしょう。

介護施設で夏季に行う夏祭りとは?

介護施設では様々なイベントやレクリエーションが開催されていますが、夏季には夏祭りなどがその例として挙げられます。

介護スタッフは利用者に楽しんでもらおうと何を催しものとして行えばよいか考えることになりますが、利用者の自立度や介護度により実施する内容も変わってきます。

また、夏季に開催する夏祭りであれば、利用者だけでなくその家族や地域の方たちも参加できるもののほうがよいでしょう。

介護施設で開催する夏祭りを盛り上げるためには、祭りに参加する方に合わせたイベントやレクリエーションを行うことができるかが需要です。

 

新型コロナウイルスの今だから実施したい観覧型のイベント

ソーシャルディスタンスが基本の今、介護施設で夏祭りを開催するのなら観覧型のイベントのほうが望ましいでしょう。

普段と違う非日常を味わうことができることがメリットであり、利用者にとっても特別な日という価値のある時間となります。

たとえば太鼓演奏・ダンス・音楽コンサート・マジックショーなどがその例として挙げられます。

音響機器や司会進行する方、演者をサポートする方などが必要ですが、外部に依頼するときには当日のスケジュールや進行の打ち合わせなどしっかりと行いましょう。

施設が準備しておかなければならないものは何か、謝礼なども検討しなければなりません。

外部に依頼することのメリット 

介護スタッフがダンスや演奏などを披露することも楽しいですが、外部に依頼するとプロの演奏などを楽しむことができます。

施設や地域のイベントなどにも参加し慣れているケースが多く、安心して任せることが可能です。

もしイベント探しに困ったときには、地域の民生委員や社会福祉協議会などに相談するとアドバイスをもらえることもあります。

 

利用者に特別な日として楽しんでもらうために

夏季に介護施設で開催する夏祭りなどのイベントは、利用者に特別な日として楽しんでもらうことを目標に実施します。

普段、介護現場で行う介助とは違った仕事へのモチベーションで取り組むことができるため、様々な趣向を凝らして楽しい日にできるよう考えてみましょう。