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介護事業者が介護現場で働くスタッフに取得を勧めたい資格とは?

2021.05.13
分類:経営

介護事業者で働くときに、現場で働く介護スタッフが取得しておきたい資格はいろいろあります。

現場で働くことにモチベーションを高く持ってもらうことは大切なことですし、資格を取得することで知識や技術も身につき提供するサービスの質も高めることができるでしょう。

そこで、介護事業者が介護現場で働く介護スタッフに対し取得を勧めたい介護資格の種類と、その内容についてご紹介します。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは、これから介護現場で働く方が基礎知識やスキルを身につけるために必要な入門資格です。

最短1か月で取得できるため、これから介護職を目指す方には取得してもらうべき資格といえます。

 

介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修の上位資格が介護福祉士実務者研修で、取得することによってサービス提供責任者として働くことが可能です。

医療的ケアやたん吸引といった実践的スキルが身につけることが可能であり、介護福祉士を目指す方には必須の資格となっていますので、キャリアアップを目指す方には取得を目指してもらいましょう。

 

介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護保険制度に基づき、介護を必要とする方の心身状況や環境などに応じたケアプランを作成します。

他にも利用者が介護事業所に対して抱く要望など、直接伝えにくいときには代弁することもあるなど、長期で実務経験がある方が取得する専門性の高い資格です。

 

介護福祉士(国家資格)

介護業界唯一の国家資格であり、キャリアパス上位に該当する資格です。

資格を取得できるルートには、介護福祉士実務経験ルート・養成施設ルート・福祉系高校ルートの3つがあります。

働きながら介護福祉士を目指すためには、介護施設で3年以上の実務経験が必要となり、実務者研修を修了した後に国家試験に合格しなければなりません。

 

レクリエーション介護士

高齢者に喜びや生きがいを与えることができる介護スタッフを育成することを目的とし、コミュニケーション能力やレクリエーション知識などのスキルを身につけるための新しい資格です。

20149月からは新たにレクリエーション介護士2級が新設されましたが、レクリエーション介護士の認定講座を受講・修了後に試験に合格すれば資格取得できます。

その上級資格にはレクリエーション介護士1級があるため、こちらも検討するとよいでしょう。

 

介護予防運動指導員

高齢者が快適に生活できるよう、筋力トレーニングや運動を通し身体ケアを行うスキルを身につけるための資格です。

介護現場でも現場リーダーとして働くことが可能となるなど、介護スタッフにもメリットがある資格といえます。