介護福祉事業情報ラボNursing care work Information Lab

介護事業者が導入したいオンライン介護相談とは?

2021.09.25
分類:経営

コロナ禍で一気に注目されるようになったのがオンライン介護相談ですが、介護事業者でもサービスとして導入を検討していることもあるでしょう。

介護相談はケアマネジャーや地域包括支援センターがメインとなるものと思われがちですが、オンライン介護相談を活用することでより、快適な介護生活を要介護者やその家族に送ってもらうことができます。

そこで、具体的にオンラインによる介護相談とはどのようなサービスなのか、導入するメリットについてご紹介します。

オンライン介護相談とはどのようなサービス?

介護に関する不安や悩みは、要介護者だけでなくその家族も抱えているものです。

ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談したいけれど、もっと気軽に介護について相談したいという場合、インターネットを利用することで専門家にコンタクトを取ることができるのがオンライン介護相談の魅力といえます。

自宅から専門家にアクセスし、介護について様々な相談が可能となるため、外出することによる身体的な負担や費用、時間などを最小限に抑えることができるのもメリットです。

現在、急速にインターネットが普及しているため、介護事業者もオンライン介護相談サービスを積極的に導入することをオススメします。

 

オンライン介護相談を利用してもらうメリット

先に述べた通り、オンライン介護相談を利用してもらうことで要介護者やその家族には次のようなメリットがあります。

・時間や場所を選ばず、自宅からでも専門家に介護相談が可能となる

・相談方法を選択できる

・画像や文章での確認が可能となる

オンライン介護相談は、パソコン・タブレット・スマートフォンなど通信端末とインターネット環境があれば誰でも利用できます。

そして自宅だけでなく、会社や自宅以外の場所からでも、サービス提供時間内であれば時間や場所を選ぶことなく専門家に介護相談ができるのもメリットです。

通話が苦手でもチャット機能などで相談内容をまとめ、文章で相談することもできます。

チャットなら24時間受け付けできるため、夜などに相談したくなったときにも連絡できるのはメリットとなるでしょう。

主に介護の専門家が対応することになるでしょうが、患部や介護用品の画像、介護サービス提供者や行政からの書類などデータで添付できるので具体的な相談も可能です。

互いに情報を共有しながら会話ができるため、介護事業者はより状況を具体的にイメージすることができ、利用者も適切なアドバイスを受けることにつながります。

個別でのアドバイスが可能となるため、困りごとなど最小限に抑えた生活を送ってもらうためにも有効です。