オンライン介護とは、インターネットなどを通じて利用者をサポートすることです。
たとえば行政手続やケアプランのセカンドオピニオン、保険外サービスのプランニングや施設の提案など、サポートする内容は多岐に渡ります。
インターネット利用が生活において欠かせなくなった今、介護もオンラインで行うケースが増えつつありますが、できることは限られます。
その中でどのようなことをオンライン介護として実施しているのか、種類やサービス内容、活用したいオンラインの教育活動を紹介します。
「オンライン介護」では、インターネットや通信端末で利用者のケアを行いますが、たとえば次のサービスが該当します。
・相談
・デイサービス
・交流機会
・リハビリ
・ワンストップサービス
それぞれ説明します。
「相談」は、自宅にいながら介護に関する相談ができるサービスです。
外出負担を軽減できることがメリットといえます。
厚生労働省も情報通信技術を活用した業務規制緩和に向けて、ケアマネジャー(介護支援専門員)とサービス利用者の面談をオンライン化することを検討しているようです。
「デイサービス」は、オンラインミーティングなどにより、自宅からレクリエーションに参加できるサービスです。
スタッフまたは利用者とコミュニケーションを取ったり運動やリハビリを行ったりなど、主にオンライン会議ツールなどを使って実施されています。
自宅にいる高齢者は、身体活動の時間の低下しており、他人と交流する機会も減少してしまいます。
そのためオンラインを活用し、他人と交流しつつ、運動や健康づくりに取り組むことができるサービスが提供されています。
オンライン上でリハビリ専門職とつながり、トレーニングを行うサービスです。
画面越しにリハビリ専門職が利用者の身体の動きを見ながらアドバイスをします。
マイナンバーカードを利用し、パソコンやスマートフォンなどから介護保険関連の申請手続をオンラインで行えます。
市町村ごとに随時開始されているサービスで、役場まで出向くことが難しい方がいつでも手続できるといったメリットがあります。
新人研修や社内研修をオンラインで実施できるため、時間や場所にとらわれることなく教育活動ができます。