福祉事業は常に人手が足りていない状況であり、特に介護分野では人材募集をかけても人が集まりにくいといえます。
しかし介護業界でも、十分な人材を確保しているケースもあるため、どのように職員を募集・採用しているのか気になるところです。
そこで、福祉事業の人材募集の方法について、介護分野における職業紹介の方法など紹介します。
介護分野が職業紹介で利用する方法として以下が挙げられます。
・民間職業紹介事業者
・公共職業安定所
・ナースセンター
・社会福祉協議会
・SNS
・求人情報サイト
・求人情報誌
・新聞広告
・地方公共団体・商工会議所など
・学校等
・直接募集
・縁故
・その他
この中で特に利用率が多いのは以下のとおりです。
・公共職業安定所
・民間職業紹介事業者
・SNS
・求人情報サイト
・直接募集
・縁故
日本の高齢化により、介護ニーズは高まり続けているものの、現場で働く人手が足りていません。
そのため即戦力がすぐに欲しいものの、少しでも人材を確保したいのなら、未経験者を採用し育てることも検討しましょう。
ただし未経験者の採用においては、仕事を学んでもらうなど教育期間が必要となるため、ある程度の人数が揃っている現場でなければ難しいと考えられます。
知識や技術を学べる環境整備が可能であるなど、未経験者が安心して働ける職場であることが必要です。
介護分野は、一般に人材を募集しても集まらないことが多いため、従業員や知人の紹介などで入職してもらうケースもめずらしくありません。
すでに働いている従業員の紹介なら、職場の雰囲気なども伝わっているはずなので、早期離職しにくいことがメリットです。
求職者の仕事探しで使用される方法は、介護事業者がよく利用している媒体とズレはありません。
大勢の求職者にリーチできる方法が多いといえますが、それでも見つかりにくいときには人材紹介会社なども頼るとよいでしょう。
民間の人材紹介会社であれば、採用にかかる時間を大幅短縮できます。
面接の設定や条件に関する交渉など、人材紹介会社が求職者との間に入って行ってくれるため、手間や時間をかけずに希望条件に合った求職者が見つかりやすくなり、ミスマッチも起こりにくくなるため人材確保につながりやすいといえます。