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介護職員の働き方とは?種類や勤務日数・時間などの特徴を簡単に紹介

2025.04.15
分類:総務

介護職員の働き方は、働く施設や勤務形態などで違いがあります。

 24時間365日稼働する入所型施設であれば、シフト勤務や交代制が一般的です。

また、夜勤のみ働くケースや、子育て中の方などはパートで日勤のみという場合も見られます。

そこで、介護職員の働き方について、種類や勤務日数、時間などの特徴を簡単に紹介します。

介護職員の働き方の種類

 介護職員として働く方法は、正社員以外にパートや派遣社員などもあります。

 勤務日数や勤務時間を限定した働き方があり、夜勤だけの勤務形態や、入浴介助を専門とする職員としての働き方もあるため、多種多様といえます。

 主な介護職員の働き方の種類として、以下の3つを説明します。

 ・正社員

・パート・アルバイト

・派遣社員

 

正社員

正社員は、事業所の中核を担う人材であり、常勤職員です。

期間の定めのない雇用契約が前提であり、現場の責任者を任されることも少なくありません。

常勤勤務となるため、働く時間は長くなりやすいものの、事業所全体の運営責任を任されるなどやりがいを感じやすいともいえます。

 

パート・アルバイト

パートやアルバイトで働くことが多いのは、たとえば小さな子供のいる職員や、家族の介護も行っているスタッフなどです。

期間限定の勤務や、正社員よりも短時間で働きたい方は、パートやアルバイト、または契約社員で仕事をします。

正社員よりも、勤務日数や勤務時間の柔軟性が高いことがメリットではあるものの、役職など責任のある立場にはなりにくいといえます。

キャリアアップを目指すのなら、プライベートが落ち着いた後、正社員として仕事をしたほうがよいといえるでしょう。

 

派遣社員

派遣社員は、派遣会社との雇用契約のもとで、一定期間、派遣先の介護事業所で働く人です。

給与の支払いや、福利厚生と就業におけるサポートは、すべて派遣会社が行います。

また、紹介予約派遣など、派遣社員として一定期間働き、その後、直接雇用されることを前提とした働き方もあります。

派遣期間は最長6か月であり、派遣期間終了後、派遣社員と派遣先事業所の希望が合えば、直接雇用契約を結びます。

まずは派遣社員として働き、いずれは正社員を目指す方にはおすすめの働き方です。

自分に合う事業所探しができ、希望するシフトで就業できることも派遣社員のメリットといえます。

ただし、派遣期間終了後の直接雇用は正社員とは限らないため、契約社員で雇用されるケースもあることは理解しておきましょう。