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最終学歴

最終学歴とは、卒業や修了した学校の中で、最も高い教育水準の学校です。

高校を卒業して大学へ進学・卒業した場合の最終学歴は「大学卒業」になります。

最後に通った学校や、最終的に卒業した学校ではなく、学問的レベルで最も高い学校の記録です。

 

精神保健福祉士の学歴要件

精神保健福祉士になるために、一定の学歴要件は満たさなければなりません。

最終学歴が中学や高校の場合、受験資格はないため、試験を受けることはできません。

現状最終学歴が中卒または高卒の場合は、受験資格を取得することから始めましょう。

最終学歴が中卒の場合は、高等学校卒業程度認定試験に合格し、高卒資格を得ることが必要です。

その後、福祉系の4年制大学に入学・卒業すれば受験資格を取得できます。

福祉系の短大でも、福祉施設などの現場で実務経験を積めば受験資格を得られます。

養成施設に入学する段階で、最終学歴が中卒や高卒の場合は、受け入れていないケースがほとんどです。

具体的な精神保健福祉士の受験資格は以下のとおりのため、要件を満たすか確認しておきましょう。

・福祉系の4年制大学を卒業する

・福祉系の3年制大学を卒業後に1年以上の実務経験を経る

・2年制の短大や専門学校を卒業後に2年以上の実務経験を経る

・一般の4年制大学を卒業後に養成施設で1年以上の教育を受ける

 

精神保健福祉士の国家試験を受ける方法

精神保健福祉士の国家試験を受けるには、以下の2つの方法が挙げられます。

・一般養成施設へ入学する

・短期養成施設へ入学する

 

それぞれ説明します。

 

一般養成施設へ入学する

・学部問わずに4年制大学を卒業する

・3年制短期大学を卒業して相談援助業務を1年以上経験する

・2年制短期大学または専門学校卒業後に相談援助業務を2年以上経験する

・相談援助業務を4年以上経験する

上記の条件を満たす場合は、精神保健福祉士を目指すための一般養成施設で学べます。

 

短期養成施設へ入学する

・福祉系4年制大学等を卒業する

・福祉系3年制短期大学を卒業して相談援助業務を1年以上経験する

・福祉系2年制短期大学または専門学校卒業して相談援助業務2年以上経験する

・社会福祉士資格を取得する

上記の条件を満たす場合、精神保健福祉士を目指すための短期養成施設で働けます。