法人保険ラボ

介護現場は関わる人が多い

介護現場では、利用者だけでなくその家族ともかかわることになり、さらに職場の同僚や先輩などいろいろな人とのコミュニケーションも取ることが必要となります。

介護に携わるスタッフ

介護現場では、介護士・看護師・医師・理学療法士など、異なる職種の人が1つのチームになって仕事をします。

様々な専門家と関わりながら仕事をすることが必要となるため、立場や考え方の違いから意見が異なり、摩擦が起きることもあると留意しておいたほうがよいでしょう。

介護サービス利用者

介護施設の利用者は高齢者で、思うように体を動かすことができない方もいれば、認知機能が低下している方もいます。

暴言やわがままなど、悩ませる原因となる行動をする方もいるため、人間関係に悩まされることも少なくありません。

利用者の家族

介護施設では、利用者だけでなくその家族と接することもあります。

特に訪問介護の場合、直接利用者宅に出向くことになるため、家族と接する機会も増えます。

利用者を心配しているからこその言動であっても、中には度を越すといえる接し方をする方もいると留意しておいてください。

介護現場で良好な人間関係を築くコツ

介護現場で人間関係を良好に保つためには、主に次のようなことをコツとして意識してみましょう。

相手の話を受け止めること

価値観や考え方は人によって異なるため、もし自身と異なる価値観や考え方の場合でも、まずは相手の話を受け止める姿勢を見せましょう。

無理に肯定する必要はありませんが、相手の言うことを受け止め、一旦許容してから自分の意見を言ったほうがよいといえます。

派閥やグループからは一定の距離をとる

介護施設で働くスタッフの人数が多い場合、派閥やグループなどができていることもあるでしょう。

しかし派閥やグループとは適度な距離を保ち、誰とも公平に接することを心掛けるようにしたほうがよいといえます。

噂話や悪口には参加しない

誰かの噂話や悪口に参加してしまうと、言ってないことまで言ったことにされてしまいがちです。意見を求められたてもさらりとかわす技量を身につけましょう。