ホームセキュリティやオフィス警備・防災・情報セキュリティなど、身の回りのセキュリティ対策で有名な警備会社「綜合警備保障株式会社(ALSOK)」では、高齢者に関連するサービスも展開しています。
ALSOKの介護事業では、警備事業の強みやノウハウなどを介護施設運営に活かしているといえますが、具体的にどのような特徴があるのでしょう。
そこで、警備会社が運営する介護施設について、安心・安全強化の特徴や魅力を紹介していきます。
警備会社ALSOKグループが運営するすべての介護施設には、ALSOKのセキュリティが導入されていることが特徴です。
セキュリティが備えられているため、緊急や災害発生の際には、迅速に警備員が駆けつけてくれます。
また、避難訓練や防災訓練などにも積極的に取り組むなど、警備会社特有といえるサービスが提供されることが特徴といえます。
ALSOKが介護業界へ導入したのは、高齢者向け「HOME ALSOK みまもりサポート」を開発したことが大きかったといえるでしょう。
日本は高齢化が進んでおり、すでに見守りサービスなど利用する方は多くいたはずです。
その利用者に、見守るだけでなく介護サービスも提供することで、安心・安全を確保したいといったニーズに対応しています。
いざというとき警備員がすぐに自宅に駆けつけてくれることは、身体能力が衰えすぐに動くことのできない高齢者に、高い安心感をもたらすことでしょう。
ALSOKが認知症高齢者の徘徊対策商品として販売しているのが「みまもりタグ感知器」です。
他にも「みまもりタグ専用靴」など、GPS機能の搭載とBluetooth無線技術が使われた見守りタグ商品は、タグをつけた利用者の外出や帰宅などを検知します。
必要な際には現場に隊員が駆けつけ、室内温度や湿度などの測定もできるなど、遠方のひとりで生活する親などの見守りに役立てることができます。
オリンピック選手によるALSOK体操などがテレビCMで紹介されるなど、スポーツ界との関わりで高齢者の健康づくりや介護予防のオリジナルコンテンツ「ALSOKあんしん体操」も開発されました。
椅子に座ったままで無理なく体操やヨガができる内容であり、デイサービスなどでもシニアヨガ教室が実施されています。
消極的な利用者などもレクリエーションとして参加することで、コミュニケーションの有効な手段になることが期待されます。