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介護施設向けに厚生労働省が公開しているYouTube動画の活用を!

2020.11.23
分類:リスク

新型コロナウイルス感染症の新規感染者はまだ増加傾向にあり、介護施設でも感染防止策を実施し続けることが必要です。

その中で厚生労働省でも、介護施設が具体的にどのような感染防止策を行っていけばよいのか、そのポイントをまとめた動画をYouTubeに投稿しています。

YouTube動画であることのメリット

厚生労働省が介護施設向けに公開しているYouTube動画では、クラスターなどを防ぐ上で欠かすことのできない日々の取り組みなど、再度確認することができます。

既に多くの介護職員が実践している内容も含まれているでしょうが、短い時間で基本的なことを再度確認しておきたいときに便利です。

YouTube上に投稿されているため、職場内でシェアしやすいこともメリットといえます。

再生回数の多さで異例のヒット

厚生労働省の公開しているYouTube動画は全部で3つありますが、合計27万回を超える再生回数で、多くの方が閲覧している状況です。

公式チャンネルの中でも、介護系コンテンツでは異例といえる再生回数が記録されていますが、現場関係者はこの動画をうまく活用し感染拡大対策につなげていくようにしたほうがよいでしょう。

 

介護施設でもYouTube動画を作成のニーズが上昇

新型コロナウイルスの影響は介護施設や事業所に大きな影響を与えていますが、入居や利用を検討したくても内覧に行けず困っている方や、転職や就職で見学したくてもできない方などを増やす結果にもなっています。

利用者や就職希望者との機会損失が大きく発生している状況の中、介護領域に特化し動画・SNSメディアを運営する株式会社カイゴメディアが今回、入居や利用を希望する方の内覧や就職希望者の見学に対応できない介護施設などを支援する動画制作サービスを始めたようです。

自宅から内覧・見学ができるため、直接、介護施設に出向くことなく施設内の様子など知ることができます。

もともとカイゴメディアでは介護に特化した情報を配信していましたが、その豊富な介護領域での動画制作実績をうまく活用し、自宅にいながら介護施設の魅力やこだわりを感じることができる動画を作っているようです。

介護職向け・家族向けの情報発信だけでなく、介護業界が一体で盛り上がることができるように事業そのものを支援する広告・マーケティングサービスなども展開している企業であることが特徴です。

YouTubeを活用し介護施設の魅力を発信してみては

このままでは日本の高齢化率は2025年に30%、2040年には35%を超えるとされており、高齢化社会を取り巻く課題を前向きに解決しながら持続できる社会構築が必要です。

YouTubeなどもうまく活用し、直接出向くことが難しい方にも介護施設の魅力を伝えていきましょう。