「介護サポートセンター」とは、ケアマネジャー(介護支援専門員)が要介護者の心身状態や生活環境などを確認し、最適な介護サービスを利用するためのケアプラン(居宅サービス計画)を作成するなど様々なサービスを提供します。
市町村やサービス事業所、医療機関やそのスタッフなどと連絡調整を行い、これまでと変わらず住み慣れた自宅で生活を続けることができるようにサポートする場所といえるでしょう。
そこで、「介護サポートセンター」とは何をしてくれるところなのか、具体的に説明していきます。
「介護サポートセンター」とは、要介護認定を受けた利用者が最適な介護サービスを利用するために必要な場所といえます。
ケアマネジャー(介護支援専門員)が、要介護者の心身状態や生活環境などの確認を行い、必要とする介護サービスや希望を加味した上でケアプラン(居宅サービス計画)を作成するサービスを提供します。
介護サポートセンターの主な業務内容は、主に次の7つです。
・介護に関する相談受付
・居宅サービス計画書作成
・介護保険サービスを提供する事業所と連絡・調整
・サービス計画に基づいたサービス実施状況の把握・評価
・要介護認定申請代行
・介護保険給付管理
・介護保険などに関する質問・苦情受付
これから介護サービスを利用したい方にとってサポートセンターは心強い場所といえますが、働く人のための「介護サポートセンター」もあります。
働く人が介護に直面したとき、仕事を辞めずに介護と両立させ続けることができるように、情報提供やアドバイスする相談窓口が「介護サポートセンター」です。
家族の介護が必要になったけれど仕事は続けたいときや、離れて住んでいる親の介護に不安や心配ごとを抱えているときには、離職せずに済むように介護休業・介護保険サービス・介護保険外在宅サービスなどの組み合わせができるようにケアマネジャー資格保有者の相談員が対応してくれます。
具体的な事業内容として、以下の4つが挙げられます。
・介護休業制度・介護保険制度・介護保険外在宅サービスなど介護や両立支援などに関する制度の紹介
・仕事と介護の両立に関するアドバイス
・介護や両立支援に関する書籍・パンフレットなどによる情報提供
・企業などに対する出張相談会の実施