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介護事業所で働く資格取得者とは?介護資格の種類と仕事内容を解説

2022.11.18
分類:その他

介護事業所で働く資格取得者はいろいろですが、これから介護の仕事を始めようとする方に向けた初任者研修などの資格もあれば、介護のプロとして扱われる介護福祉士などの資格など様々です。

どの介護現場で働くか、どのような職種に就くかによっても、取得している資格は変わってくるといえるため、実際にどのような介護資格があるのか解説していきます。

介護職員初任者研修

「介護職員初任者研修」とは、介護に関する知識やスキルの入門的な資格であり、最短1か月で取得できることが特徴です。

これから介護現場で働くことを目指す方が取得したい資格といえるでしょう。

 

介護福祉士実務者研修

「介護福祉士実務者研修」は介護職員初任者研修の上位資格であり、取得すればサービス提供責任者として働くことができ、たん吸引やなど医療的ケアに関するスキルを身につけることができます。

介護福祉士取得を目指すときにはこの介護福祉士実務者研修を修了していることが必要となるため、スキルアップやキャリアアップのためにも取得しておきたい資格といえるでしょう。

 

ケアマネジャー(介護支援専門員)

「ケアマネジャー(介護支援専門員)」は、介護を必要とする方の心身状態や環境などに応じた適切な介護サービス利用に向けたケアプランを作成するための資格です。

利用者に適した介護サービス提供のため、利用者やその家族の希望も踏まえた介護計画作成のコーディネータともいえる資格といえます。

また、他にも利用者の介護事業所に対する要望など、直接言いにくいことを代弁するといった懸け橋のような役割も担うため、長期実務経験を必要とします。

 

介護福祉士

介護職唯一の国家資格であり、介護職の最上位ともいえるのが「介護福祉士」です。

働きながら介護福祉士を目指すなら、介護施設での実務経験が3年以上を重ね介護福祉士実務者研修を修了した上で、国家試験に合格しなければなりません。

 

介護予防運動指導員

「介護予防運動指導員」は、高齢者が快適に生活を送るための筋力トレーニングや運動など通した身体ケアのための資格す。

 

福祉用具専門相談員

「福祉用具専門相談員」は、介護を必要とする方が福祉用具を利用するときに、心身状態や環境などに応じた適切な福祉用具の選び方や使い方などアドバイスするための資格です。

指定居宅サービスの福祉用具貸与事業では、事業所ごとに2名以上、福祉用具専門相談員の配置が必要となります。