ランチタイム時の見学はメリットが大きい？介護施設を訪問したいタイミングを紹介
介護施設への入所を希望するとき、どのタイミングで施設をうかがうべきか迷うこともあるでしょう。
施設側から時間帯を指定されることもあるでしょうが、できれば普段どのように利用者が過ごしているのか、日常に近い雰囲気を感じられるときに見学したいものです。
そのため、施設見学のタイミングをランチタイムに合わせるといったケースも少なくありません。
そこで、施設側が多忙な時間帯ともいえるランチタイム時の施設見学にメリットはあるのか、訪問したいタイミングについて紹介します。
ランチタイムに施設見学するメリット
介護施設への入所前の施設見学に出向くタイミングをランチタイムにするメリットとして、実際のホームの雰囲気や介護職員の普段の対応などを知ることができます。
利用者への食事介助は、介護サービス提供の質やレベルなどが反映されやすいといえます。
食事介助において、利用者の口へスプーンを運ぶとき、押しこむようにしていないかなど確認しましょう。
また、車椅子のまま食事を取るのか、椅子へ移すのかなども対応に差が出ます。
普段、使っている食器も、陶磁器とプラスチックのどちらを使っているのか、配慮を確認できることでしょう。
ランチタイム時のチェックポイント
介護施設への入所前の施設見学をランチタイムに出向く場合、食事中の利用者への介助だけでなく、館内の清潔なども確認できます。
たとえば玄関・ホール・トイレなどの清掃が行き届いているか、悪臭の有無や衛生面など確認しましょう。
施設見学は、設備や環境、作業の様子や職員や利用者の表情など含めて体験できます。
施設の安全性を確認するのなら、「高さ」と「角」に注意しましょう。
机の高さやドアやベッドの形状など、転倒したときに受けるダメージなども想像しながら安全性を確認してください。
施設側が取り組むべきこと
介護施設への就職を希望する方が施設見学に訪れたとき、利用者への接し方や見学者へのあいさつ、スタッフ間のコミュニケーションや言葉遣いなどいろいろなことを確認できます。
そのため施設側が取り組むべきことは、できるだけ就職希望者がよい施設だと感じられる雰囲気を作ることです。
実際にホームで生活している方の表情や雰囲気などを確認しながら、スタッフとの関係が悪いと感じる部分はないか、居心地が悪い施設ではないかなど判断しましょう。
