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介護事業所の説明会や見学会とは?就職・転職前に確認しておきたいポイント

2024.08.15
分類:その他

介護事業所への就職や転職を考えているとき、まずは実際に介護施設へ足を運び、どのような雰囲気なのか現場を確認したいと考える方は少なくありません。

 説明会や見学会に対応してくれるスタッフからも、職場の雰囲気を感じ取ることは十分にできます。

 仕事内容に関する理解を深めることができるため、内定辞退を防ぐことにもつながるといえるでしょう。

 パンフレットだけでは確認できない部分を肌で感じてもらうためにも、説明会や見学会は実施するべきであり、入職希望者は参加したほうがよいといえます。

 そこで、介護事業所の説明会や見学会について、就職・転職前に確認しておきたいポイントを紹介します。

介護事業所が説明会や見学会を開催する理由

 介護事業所が説明会や見学会を開催する理由として、自社事業や業務内容に対する理解を見学者に深めてもらうことといえます。

 現場で実際に働く前に、理解を深めてもらうことにより、不安解消やイメージと違いなどのギャップを減らすことができます。

 それにより、想像していた仕事と違った理由による離職を防ぐことにつながることでしょう。

 説明会や見学会で入職希望者に説明するのは、実際に現場で勤務している職員であり、仕事内容や福利厚生などの説明を行い質疑応答にも対応します。

 事前に施設の仕事内容や雰囲気、職場の人間関係など知ってもらうために、多くの介護施設で開催しています。

  

見学会の雰囲気を確認

 介護施設によっては、見学会は早めに打ち切ろうとするケースもあるようです。

 介護現場は人手が足りておらず、利用者のケアで忙しいため、時間をかけて見学会に対応することが難しいケースもあるからといえます。

 しかし見学に訪れた入職希望者のために、スケジュール通りに見学会を進めていくことは大切といえますが、それ以外にも質問への対応や丁寧な説明か確認しましょう。

  

 気になることは質問をする

 介護施設によっては、見学会のときのみ通常と異なる対応をするケースもあります。

 たとえば服装を見学会のときのみキレイなユニフォームにしたりスタッフが増えたりなど、印象をよくするための操作を行う場合です。

 しかし怪しいと思うことや不信に感じることは単刀直入にたずねてみましょう。

 実際に介護現場で働きだしてから違いを感じるよりも、先に聞いて確認しておいたほうが、就職後にすぐ退職する事態も防ぐことができます。

 なお、質問に対して上司へ確認するなど、言い淀みや誤魔化す雰囲気がある場合は、風通しの悪い職場と懸念されるため注意が必要です