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ショートステイとは?種類や利用におけるメリット・デメリットを解説

2024.08.18
分類:その他

ショートステイとは、一時的に宿泊を伴う介護サービス利用が可能となるサービスです。

 介護する側とされる側、それぞれの事情や心身の状態などに合わせて利用できるため、施設に長期入所するのではなく、数日のみ宿泊という形で介護ケアを受けたいときに利用できます。

 ショートステイは、介護保険制度が適用されるサービスとそうでない場合があるため、利用における要件なども確認しておきましょう。

 そこで、ショートステイについて、種類や利用におけるメリット・デメリットを解説していきます。

ショートステイとは

 ショートステイとは、在宅介護を受けている高齢者の心身の状況や病状、または介護者側の負担や事情により、一時的に介護施設へ入所する形で介護ケアを受けられるサービスです。

 短期間施設へ入所し、日常生活全般の介護ケアを受けることができます。

 ショートステイを利用できるのは、65歳以上の要支援または要介護の認定を受けた方です。

  

ショートステイの種類

 ショートステイは、主に次の2つの種類に分けることができます。

 ・介護保険制度適用のショートステイ

・介護保険制度適用外のショートステイ

 

それぞれ説明します。

介護保険制度適用のショートステイ

介護保険制度が適用されるショートステイには、

・短期入所生活介護(日常生活の介護全般を支援)

・短期入所療養介護(医療的な管理を必要とする場合の支援)

介護保険でショートステイを利用する場合、要介護認定度に応じた自己負担1割でサービスを利用できます。

どの施設でも要介護認定の度合いにより、1回あたりの利用日数は連続30日までとされています。

 

介護保険適用外のショートステイ

介護保険が適用されないショートステイは、たとえば民間が運営する有料老人ホームなどです。

介護保険のケアプランには関係なく、自立から要介護5の方まで幅広く利用できます。

要介護認定を受けていなくても利用できるため、通常のショートステイと同様のサービスが提供されるものの、利用料は自己負担となります。

 

ショートステイのメリット

 ショートステイのメリットは、主に以下の3つです。

 ・介護をしている家族のリフレッシュ時間を確保できる

・介護をしている家族が安心して外出できる

・施設入所を検討している場合において事前体験ができる

  

 ショートステイのデメリット

 反対にショートステイの利用については、以下のデメリットに注意が必要です。

 ・利用者がストレスを感じることがある

・予約が取りにくい

・連続利用できる日数に制限がある