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介護の専門資格とは?現場で活躍するための介護専門資格の種類と内容を紹介

2024.08.21
分類:その他

介護施設で働く場合、資格がなくても現場で仕事はできます。

 しかし働きながら専門資格を取得すれば、行うことのできる業務も増え、スキルも上がるためキャリアアップを目指しやすくなるでしょう。

 実際、介護の専門資格は種類が多く、職種も様々です。

 そこで、介護の専門資格について、現場で活躍するための介護専門資格の種類と内容を紹介します。

介護職員初任者研修

 介護職員初任者研修とは、介護の基礎知識や能力を保有していることを証明できる入門的な資格です。

 従来までのホームヘルパー2級研修の後継資格であり、介護の仕事は経験がない方などが転職して入職したとき、最初に取得してもらう資格ともいえます。

 介護職員初任者研修なら、最短1か月で取得できるため、介護職を目指す方にもおすすめの資格です。

  

介護福祉士実務者研修

 介護福祉士実務者研修とは、介護職員初任者研修の上位資格です。

 ホームヘルパー1級の後継資格であり、安定した質の高い介護サービス提供を可能とする能力を証明できる資格といえます。

 介護業界唯一の国家資格、介護福祉士を取得する上で欠かすことのできない資格のため、キャリアアップを目指すなら取得しておきたい資格です。

 

 介護福祉士

 介護業界唯一の国家資格であり、キャリアパス最上位である専門資格が介護福祉士です。

 介護職員が目指す最高峰の資格といえるため、専門知識や技術のハードルは高いといえ、介護福祉士実務者研修を取得しておくことも必要となります。

 取得すれば、介護現場ではスタッフ教育や指導を行うリーダー的な存在で活躍できます。

 介護福祉士の取得をするルートは、介護福祉士実務経験ルート・福祉系高校ルート・養成施設ルートの3つです。

 社会人が現場で働きながら介護福祉士を目指すなら、介護施設で実務経験3年以上を経て、実務者研修を修了しておき、国家試験に合格することが必要となります。

  

 介護支援専門員(ケアマネジャー)

 介護支援専門員(ケアマネジャー)は、要介護認定を受けた方が介護サービスを利用するとき、相談に応じてケアプランを作成することが主な仕事の専門職です。

 利用者やその家族の希望などを踏まえつつ、最低な介護サービスを提案し、提供できる基盤となるケアプランを作成します。

 介護サービスを利用している方と介護事業所の橋渡し役となり、要望やクレームを代弁することもあり、コーディネーター的な存在として活躍できる専門資格です。