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学校法人とは?介護福祉学校にデイサービスが併設されるケースを紹介

2024.09.11
分類:その他

学校法人とは、私立の幼稚園・中学校・高校・大学などを設置することを目的に設立される公益法人です。

 人材育成の業界に携わることの多い学校法人ですが、その学校法人が運営する介護福祉学校にデイサービスが併設されるケースもあります。

 医療や介護福祉系の学校を運営する学校法人だからこそ、業界へ参入しやすいともいえますが、介護福祉学校にデイサービスが併設されるケースを紹介します。

学校法人とは?

 「学校法人」とは、私立の幼稚園・中学校・高校・大学・大学院などを設置することを目的に設立される公益法人です。

 私立学校の設置・運営の主体であり、寄附行為における目的・名称・設置する私立学校の種類など、所定事項を定めて認可を受けることが必要になります。

 創意工夫によって教育を実施できる自主性と公共性を兼ね備えている法人といえるでしょう。

  

介護福祉学校にデイサービスが併設されるケース

 介護福祉学校を運営する学校法人がデイサービスセンターなどを併設しているケースでは、学生の臨床実習前実習や就職前実習などを実施できる環境が整備されます。

 学校と現場が併設されていれば、現場に近い実践的な場所で技術を学ぶことにつながるでしょう。

 デイサービスの利用者も、孫世代の若い学生と触れ合う機会を与えられるため、心身が元気になりやすいと考えられます。

 趣味のグラウンドゴルフ・園芸・ダンスなどを活かしたレクリエーションなどを実施して、学生と触れ合う時間を持つことで、互いのコミュニケーションにもつながります。

 

 グループ内で他法人を経営するケース

 グループ内で他法人を経営しているケースもあります。

 学校法人以外にも、社会福祉法人や医療法人などをグループ内で立ち上げて、保育園・幼稚園・障がい児入所施設・老人施設・診療所などを運営しているケースです。

 それにより、学校法人運営の学校で学ぶ学生が、福祉現場に行って実際のケアやコミュニケーションの取り方などを学ぶことができます。

 また、グループが運営する施設に実習や見学で訪問できるため、実習や交流活動などもスムーズに行えます。

 少子高齢化が進む中、福祉事業で働く人材は、今後さらに不足することも懸念されます。

 その中で、園児・生徒・学生などが高齢者と触れ合うきっかけを持つことで、福祉事業の人材不足解消につなげられる可能性も期待できるでしょう。