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ショートステイとは?サービスの利用方法や注意点を簡単に紹介

2025.01.28
分類:その他

ショートステイとは、介護老人福祉施設・有料老人ホーム・サービス付高齢者向け住宅・療養病床のある病院などに短期間入所し、介護や日常生活上の支援を受けるサービスです。

 介護保険が適用されるケースとされない場合があり、利用可能な施設と対象者、提供されるサービスなどもそれにより異なります。

 そこで、ショートステイについて、サービスの利用方法や注意点を簡単に紹介します。

ショートステイとは

 「ショートステイ」とは、介護や生活支援を受ける目的で、短期間のみ施設へ入所し、食事や入浴など介護サービスを利用するサービスです。

 可能な限り自宅で生活している方が、一時的に施設に宿泊して介護サービスを利用します。

 短期間の入所のため、要介護者が適切な食事・入浴・排泄などのケアを受けることができるだけでなく、介護者の負担軽減にもつながります。

  

ショートステイの利用方法

 ショートステイのうち、介護保険が適用されるケースでの利用は、要介護認定を受けていることが必要です。

 介護保険適用のショートステイを利用する場合、ケアマネジャーにショートステイ利用を希望する旨を伝えて、ケアプランを作成してもらいます。

 有料老人ホームなどの提供する有料ショートステイは、介護保険適用外のサービスのため、要介護認定の有無に関わらず利用できます。

 介護保険適用のショートステイの利用においては、要介護認定を受けておくことが必要です。

 

ショートステイ利用の注意点

 ショートステイ利用の注意点として、以下の2つが挙げられます。

 ①介護認定期間内の利用日数条件…介護認定期間の半数を超えてはいけないこと

②連続利用の日数条件…連続利用で30日を超えてはいけないこと

 仮に介護認定期間が180日であれば、90日までは利用できますが、連続して30日を超えて利用することはできません。

 同じ月内や、月またぎのどちらのケースにおいても、連続30日までの利用となります。

 連続しているとされないのは、他のサービスに入所することと、一旦自宅に帰宅することです。

 ショートステイ以外のサービスへ入所すれば、連続利用にはなりません。

 また、たとえば30日目に帰宅し、次の日を自宅で過ごしてさらにその翌日利用するのであれば、連続30日を超えていないと判定されます。

 30日目と31日目に別事業所のショートステイに入所したときもショートステイの連続利用になるため、一旦は自宅に帰りその後利用する方法を取りましょう。