日々変化していく街並みを楽しむことができる再開発エリア。その魅力の高さに、介護施設を開設するなら再開発エリアがよいと考える事業者もいるようです。
駅周辺がきれいに整備され、最新のショッピングモールも建設されるなど、一昔前の印象とがらりと異なる街の印象に人気が高まりやすいのが再開発エリアの特徴といえます。
人気が高まれば最寄り駅として利用する方も増え、新しい店や便利な施設などもどんどん増えていくこととなり、活気あふれる街の雰囲気を肌で感じられるようになります。
介護施設はどちらかといえばネガティブなイメージを抱く方もいるようですが、再開発が進んでいるオシャレなエリアに開設するのもよいでしょう。
近年注目されているのは、月島、豊洲、有明、東雲などの東京湾岸エリアで、将来的に家賃が上がる可能性も考えられます。
そのため相場が上がり間に投資用不動産として介護施設を開設し、活気が溢れる街並みを楽しみながら施設運営が可能となるでしょう。
豊洲といえば豊洲市場が有名ですが、近年では高層マンションの建設が進められている場所です。
多数のタワーマンション供給に伴って建設されたショッピングモール「ららぽーと豊洲」。そこに隣接するように「豊洲ベイサイドクロス」の建設が2020年4月開業に向けて進んでいました。
しかし新型コロナウイルスの影響により、開業は延期されています。今後、事態が収束して状況が落ち着けば、富裕層が次々と移住する可能性があるエリアとも考えられます。
他にも同じ湾岸にある有明エリアも注目したい再開発エリアといえます。
イオンスタイル有明をはじめとする大型商業施設「有明ガーデンシティ」。こちらも2020年4月開業予定で開発が進められていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっています。
有明にある竹芝・日の出埠頭付近には、2019年8月オープンした「Hi-NODE」もあるので、やはり事態が収束すれば注目されること間違いなしのエリアと考えられるでしょう。
現在は新型コロナウイルスの影響で、様々な施設の開業なども遅れが生じていますが、状況がたとえ長引いたとしてもいつかは収束します。
そのときに注目される再開発エリアを知っておき、介護施設開設の場所として適しているか、利用者ニーズに合うか判断するとよいでしょう。