介護福祉事業情報ラボNursing care work Information Lab

有料老人ホームなど介護施設に備えられている設備とは?

2020.08.18
分類:その他

近年、有料老人ホームの設備は充実している状況といえますが、高級感を強化させた介護施設などの場合には入居者とその家族、どちらにも高い満足度を与えています。

まだ介護を必要としないものの、将来的に介護が必要になったときに備えて、また、各種生活におけるサービスは利用したいという高齢の方に人気なのが、サービスや設備が充実している住宅型有料老人ホームです。

住宅型有料老人ホームへ入居できる方

住宅型有料老人ホームへ入居できるのは要支援・要介護の方以外に、自立の方も含まれます。

食事・清掃・洗濯などの生活支援サービスから、医療機関と提携していて緊急時にも対応してくれるなど、安心した暮らしを送ることができるでしょう。

また、施設ごとにイベントやレクリエーションなどが開催されるなど、アクティビティも充実している施設が増えています。

日々の生活で介護が必要な場合は、外部の訪問介護や通所介護など在宅サービス事業所と契約し介護サービスを利用できます。

介護付き有料老人ホーム並みの住居型もある

介護付き有料老人ホームの基準を満たしていても、自治体での特定施設入居者生活介護の認可数が決められていれば認可がおりないこともあります。そのため住宅型有料老人ホームとして運営している介護施設などは、同じ建物に在宅サービス事業所が設けられていてより介護サービスを利用しやすいといえるでしょう。

 

住宅型有料老人ホームの設備

住宅型有料老人ホームにはいろいろな設備が備えられていますが、基本的な設備にはそれぞれの入居者が生活する居室から、浴室・トイレ・食堂・リビングなど共同で使用するスペースなどが挙げられます。

そして介護施設によっては、機能訓練室・理美容室・健康管理室・ゲストルーム・売店などの他、カラオケルーム・アトリエ・図書室・娯楽ルーム(麻雀や将棋など)・園芸スペース・アトリエ・麻雀卓・図書室などの趣味活動などで使用できる設備を備えていることもあります。

 

住宅型有料老人ホームへの入居手続方法

 

住宅型有料老人ホームへ入居を希望する場合は、各施設に申し込みを行ってもらうこととなります。

入居申込書を提出してもらい、訪問または来訪で面談を行った後に、住民票・健康診断書・所得証明書など必要書類の提出という流れです。

要介護度・介護の必要性・状況・資産や収入額などから、総合的に判断し入居を決めることとなりますが、条件が合えば入居そのものの基準は難しいわけではないといえるでしょう。

施設数は年々増えており、有料老人ホームの約3割を占めている状況です。