介護施設の魅力をいろいろな方に知ってほしいという手段として、SNSで発信する方法があります。
日本は高齢化が進んでおり、介護施設で働く職員の需要が増しているところです。しかし仕事の面白さや魅力が十分に伝わっておらず、過酷な労働や低賃金などネガティブなイメージが先行している状況といえます。
そこで介護職の魅力を伝えるにも、実際に現場で働く職員の方たちが日々のできごとなど、SNSでリアルに発信していきましょう。
介護施設の仕事のおもしろさや毎日のできごとなど、SNSを使うのならリアルに発信していくと効果が見込めます。
的確に伝えたいことを表現できるように、文章や掲載する写真の撮り方なども注意しながら、まずは次のカテゴリーからデザインを探しましょう。
・人生について考えたくなる啓発を目的としたデザイン
・一緒に人生を楽しみたくなるようなデザイン
・人生を謳歌するために考えたい介護予防のデザイン
・高齢者の人生を支えるために働く方たちを応援するデザイン
多くの方がSNSを見て憧れる職場だと感じるような、印象づけるデザインを選ぶことが必要です。
長く働ける職場として、選んでもらえるような雰囲気をSNSにも盛り込んでいきましょう。
利用者やその家族の許可は必要ですが、日々介護施設で生活されている方たちの日常や、レクリエーションでのお菓子作り、そしてちょっとしたお出かけの様子などを投稿することでより施設で何をするべきか伝わります。
また、笑顔で楽しむ利用者の姿を見てもらうことによって、SNSを見た方が癒されると感じたり幸せな気持ちになったり、このような施設で働いてみたいと感じてもらえるきっかけになることでしょう。
人材を多く獲得することを目的とするのではなく、単に頑張る職員の姿を多くの方に知ってほしいというケースや、利用者の家族にその様子を伝えたいというきっかけでSNSを始める介護施設もあるようです。
大阪の社会福祉法人がSNSの中でもインスタグラムを広報活動に取り入れといったケースも見られます。
多くの介護施設がSNSに注目する中、表示もパソコンだけではなくスマホ対応にし、SNSもツイッターやインスタグラムなど複数運営するなど盛んに行われているのでぜひ始めましょう。
就職フェアなどで介護施設に興味を持った学生が、施設訪問をしなくても動画を使って職場の雰囲気を知ることができるようにするなど、新型コロナウイルスの感染拡大予防にもつなげている介護施設もあるようです。