これから介護職を目指す方に取得してほしい資格として挙げられるのが介護職員初任者研修です。介護に対する基礎知識や技術を持っていることを証明することが可能な、介護業界への入門資格といえるでしょう。
スクールに通い、修了試験に合格するまで最短で1か月程度という短期取得が可能な資格でもあります。
介護職員初任者研修の上位資格が介護福祉士実務者研修で、資格を取得しておけばサービス提供責任者として介護施設に勤務することが可能となります。
これからさらにスキルアップし、介護福祉士を目指したいという方にとってもこの介護福祉士実務者研修を保有することは必須となります。
介護業界で唯一の国家資格であり、介護職員として働く上で上位の資格です。
介護福祉士の資格を取得する場合、養成学校を修了または受験資格を満たし、いずれにしても国家試験に合格することが必要です。養成学校を修了する以外で受験資格を満たすには、実務経験3年以上または実務者研修を修了していることが必要です。
試験は年1度しか実施されていませんが、一度取得すれば更新など必要なくずっと使うことができます。
介護支援専門員のことをケアマネジャーといいますが、介護を必要とする方の心身状況や環境などを確認し、適切といえる介護サービスからケアプラン(介護サービス計画書)を作成することが主な業務の資格です。
利用者が適正といえるサービスを受けることができるように、給付管理までを行います。
介護現場のコーディネーターのような資格であり、利用者や家族からの事業所に対する要望なども、代弁し意見として伝えることもあります。利用者の相談役の役割も果たすため、介護現場でステップアップをのぞむ介護職員に目指してもらいたい資格とも言えるでしょう。
施設内のケアマネジャーは施設でのケアプランを作成し管理していきますが、居宅(在宅)の場合には事業所と連携しながらケアプランを作成していく形となります。
高齢者が喜びや生きがいを感じて生活するため、コミュニケーション能力やレクリエーションの知識や実行する知識をつけるための資格です。
2014年9月からレクリエーション介護士2級が設立されていますので、レクリエーション介護士の認定講座を受けて修了試験に合格すれば資格取得者となれます。
その上級資格にレクリエーション介護士1級もありますので、さらにスキルアップを目指す介護職員には取得してほしい資格といえます。