介護福祉事業情報ラボNursing care work Information Lab

介護施設利用で介護保険が適用される範囲とは?

2021.01.16
分類:その他

40歳以上の方は原則として介護保険料を納めなければなりませんが、この介護保険の定期用範囲を理解できていなければいざというときに使うことができません。

 

介護施設などで介護サービスを利用するために必要であるなど、なんとなく理解できていても適用範囲まで把握している方は少ないといえます。

 

そこで、いざというときに適切な介護サービスを受けることができるように、介護保険が適用される範囲をご説明します。

【大見出し】居宅サービスで介護保険が適用される範囲とは?

 

介護保険が適用されれば、自己負担額12割で様々な介護サービスを利用することが可能となります。介護保険が適用される居宅サービスには次のようなものがあります。

 

 

【中見出し】訪問介護

 

介護スタッフが利用者の居宅を訪問し、介護サービスを提供します。

 

訪問介護・訪問看護・訪問入浴・訪問リハビリなどがありますが、他にも地域密着型サービスである夜間対応型訪問介護・定期巡回・随時対応型訪問介護・看護サービスなどがその種類として挙げられます。

 

 

【中見出し】通所介護

 

介護サービスを受けたい利用者が介護施設に通って、食事・入浴・リハビリなどを受けることになるのが通所介護です。デイサービスや通所リハビリなどの他、認知症や療養に対応した地域密着型サービスもあります。

 

 

【中見出し】短期入所

 

一時的に介護施設に宿泊し、介護や看護を受けるショートステイなどが短期入所の代表です。

 

一般的な生活支援を受ける短期入所生活介護だけでなく、医学的な処置を受けることを目的とした短期入所療養介護もあります。

 

 

 

【大見出し】介護保険施設で介護保険が適用される範囲とは?

 

介護保険施設での施設サービス費も介護保険が適用される対象です。

 

ただし居住費・食費・日常生活費を除く介護サービス部分が対象ですので、入居費用や日常生活費用は対象にはなりません。

 

 

 

【大見出し】介護諸経費で適用される範囲とは?

 

介護に関係する諸経費にも介護保険が適用されることがあります。

 

たとえば介護で必要となるベッドや車いすなど福祉用具のレンタル費用や、入浴や排泄で必要になる福祉用具の購入費などは介護保険の適用範囲として含まれています。

 

他にも壁に手すりを設置する費用や、段差をなくすための改修費など、規定されている住宅改修費用も介護保険の対象です。

 

さらにケアプランで介護タクシーの利用が明記されていれば、介護タクシー利用も介護保険の対象として含まれますが、運賃を除いた乗降や移動の介助が適用対象です。