介護施設などで働くことはブランクがあっても復職可能な職種？
以前、介護施設で働いていた方が一旦退職し、それから時間が経過したことでブランクはあるものの復職したいという方もいるようです。
ブランクが長いと介護現場の状況や取り決めなども変わっているのでは？といった不安を感じる方もいるようですが、実際には介護職はブランクがあってもそれが大きな問題になることはありません。
今、介護スタッフのニーズは高く、今後もさらに需要は拡大されることが予想されます。一度は介護ではない分野に転職したけれど、やはり介護施設で働くことを選ぶ方がいるのなら、積極的に採用していきましょう。
ブランク後の復職でも活躍できる人材に
介護施設などで働いていたものの退職してしまった方の中には、従来までの長時間労働というイメージが強く、家庭と仕事の両立が難しいと感じた方などもいるようです。
しかし最近では、ワークライフバランス重視という介護施設も増えており、家庭と両立しやすい職場も多くなりました。
そしてブランクがある中で復職を目指す方の場合、以前働いていた介護施設での感覚をそのまま活かすことができる職場のほうがよいと考えるものでしょうが、事業所側もこれまでの経験などをヒアリングし活かすことができる業務を担当してもらうことから始めるとよいでしょう。
即戦力としてすぐに現場で働いてもらうこともできる
ブランクがあったとしても、介護経験者であれば即戦力として活躍してくれる人材になりうるといえます。
ただ、長いブランクで感覚が鈍っていることもあれば、忘れていることなどもあるはずなので、少しずつ現場で学んでもらい昔の感覚を取り戻してもらうことが望ましいといえるでしょう。
ただし過去の経験が新たな職場でのトラブルになることも
ただ、過去に介護施設などの職場で働いたことのある経験者の場合、復職した現場が以前と違ったときなど、前の職場と比較し不満を溜めてしまうこともあるようです。
その違いを周囲のスタッフなどに指摘してしまうことで、スタッフ間での人間関係にひずみが生じ、トラブルの原因になることも考えられます。
新たな職場に気持ちよく復職し、仕事を始めてもらうためにも過去の職場のことは一旦リセットしてもらうことも必要といえます。
もちろん、前の介護施設など職場のことで得た経験や知識は新たな現場でも生きてくるものですが、経験者というプライドは一度捨ててもらい心機一転ゼロからスタートしてもらうことが必要となるでしょう。
