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介護現場は女性の職場?男性介護士が重宝される理由とは

2022.03.22
分類:その他

介護現場で働く介護職員の7割以上は女性で、まさに女性の職場といわれることが多いといえますが、男性介護士も少しずつ増えています。

介護事業所の種別により、女性の比率が極端に高い場合もありますが、いずれにしても男性介護士は介護現場で重宝される存在ともいえるでしょう。

そこで、なぜ介護現場で男性介護士は重宝されるのか、その理由を説明していきます。

男性介護士が重宝される理由

介護現場で働く男女比率を見ると、圧倒的に女性介護士のほうが多いといえます。

ただ、男性介護士の割合は少しずつですが増えつつあるといえますが、まだ十分といえないため重宝されやすいといえるでしょう。

男性介護士が重宝されやすい理由は以下のことが挙げられます。

女性では厳しい力仕事など任せることができる

介護の知識や技術が高くても、力仕事が必要な場面では男性介護士のほうが活躍しやすいため、非常に重宝されやすいといえます。

男性がいることで女性同士の確執が起こりにくくなる

介護現場で働く介護士の中に男性が一人いるだけで、女性同士の確執が起こりにくくなると考えられます。

職場を円滑にする存在として、男性介護士は頼られやすい存在となるでしょう。

また、職場内での意見が女性目線に偏りがちになってしまったときでも、男性目線での意見が参考になると考えられます。

男性利用者に喜ばれる

介護施設の男性利用者は、女性ではなく男性の介護士を希望するケースもあります。

話しやすさや理解してもらいやすさなど、同性の介護士を希望する利用者にとっても男性介護士は安心できる存在です。

普段は頑固な女性の利用者なども、男性の介護士には柔らかく接することができるエピソードもあるため、男性が少ない現場だからこそ活躍できる場面もあるといえるでしょう。

 

女性の職場というイメージから男性介護士が感じるデメリット

重宝されやすい男性介護士ですが、女性の職場という介護現場のイメージから、次のようなデメリットを感じることもあるようです。

男性介護士自体の人数が少ないため業務負担が重くなる

介護現場では男性介護士が頼りにされる場面も多いですが、在籍する男性介護士が少ないと、1人あたりの負担が大きくなってしまいます。

女性の職場という雰囲気がストレスに感じる

介護の職場は女性がメインとなっていることが多いため、その雰囲気が男性にとってストレスに感じることもあるようです。