介護福祉事業情報ラボNursing care work Information Lab

未経験・無資格でも福祉業界で働くことは可能!人材不足問題を解消させるためにも

2020.07.13
分類:その他
福祉業界で働いてみたいと考えるものの、経験や資格がないから…とあきらめてしまう方もいるようです。 しかし例えば介護職など、未経験や無資格でも現場で働くことが可能になり、働きながら資格取得やスキル・キャリアアップを目指すこともできます。

未経験・無資格の方でも積極的に採用したほうがよい?

経験や資格がない状態で介護職を始めようという方でも、入職した後で事業所が研修などを行い、適切な教育を受けさせることで必要な知識や技術を学んでもらうことはできます。 慢性的な人材不足に悩まされている福祉業界の今後を考えると、経験がない方や資格の取得がまだという方でも積極的に採用し、優秀な人材へと育てていくことは必要といえるでしょう。 ただ、未経験・無資格の方の場合、どのような方でも採用すればよいとも言い切れません。 例えば土日祝や夜勤も可能とするなど、積極的に仕事に取り組む姿勢がみられる方を採用したほうがよいと考えられます。

経験がなくてもキャリアアップを目指せる環境

日本は高齢化が進んでおり、ニーズが高まる福祉業界の人手不足深刻化へどのように対応していくのか考えなければならない状況です。 必要な人材を確保できない状況が続いてしまうと、介護を必要とする方に満足してもらえるサービスを提供することはできなくなってしまいます。 しかし本来、介護職は資格によってキャリアアップしていくものでありながら、年齢・性別などに関係なくキャリアアップを目指すことができる職種です。 最初は資格などなくても、経験を積みながら初任者研修、実務者研修、介護福祉士とスキルアップできる資格取得を目指すこともでき、ケアマネジャーや生活相談員など専門職への道を開くこともできます。 人手が足りず困っている事業所などは、無資格や経験のない方が応募してきた場合にも、積極的に採用し必要とされる人材に育てていくことを検討するとよいでしょう。

未経験・無資格の方を採用した場合

未経験・無資格の方が介護職の現場で働く場合には、まず介護福祉士など資格保有者をサポートする仕事から始めることになります。 主に利用者の買い物や配膳などの生活援助、掃除、洗濯、事務系業務、レクリエーションの準備や実施などをメインとして行うことが一般的です。 入浴介助や排せつ介助など、身体的な介護などは資格がなければできない仕事ですので、少しずつ経験を積んでもらい資格を得てもらい、現場で介護スタッフとして働いてもらうこととなるでしょう。