福祉業界は本当に3K?介護職にしか味わうことのできない魅力とは
福祉業界といえば、ハードな仕事で休みが十分に取りにくいといったブラックなイメージが先行していますが、実際に働いている方はやりがいや魅力を感じていることも少なくありません。
きつい・汚い・給料が安いといった3K扱いにされてしまいがちな福祉業界ですが、介護現場などでは介護職にしか味わうことのできない感動もたくさんあります。
高齢者が自由に介護サービスを選び利用して、そのサービスを提供し自立を手助けする役割を担うのが介護スタッフです。そのため介護・福祉にかかわる仕事は、社会全体で高齢者を支え合う仕組みに携わることができることが魅力といえます。
女性でもキャリアアップしやすい環境
介護・福祉業界で働くのは女性が多いため、家事や育児などの両立がしやすいように勤務時間なども配慮している事業所はたくさんあります。
介護現場が介護施設なのか、それとも利用者の自宅を訪問するのかなどにより、仕事内容は違ってきますが、普段行っている家事などのスキルを活かしやすいことも魅力です。
女性であってもキャリアアップやステップアップしやすい職種といえますが、体力を使う仕事も多いので男性にも向いています。
年齢もハンデにならないことが魅力
そして介護・福祉業界では、年齢もハンデにならないことが魅力です。
仕事を探そうとハローワークに足を運び、掲載されている求人に応募しても、年齢が障壁となり雇用してもらえない経験をした方もいることでしょう。
しかし介護現場では、40代や50代はあたりまえのように働いていますし、60代で働いている方もめずらしくありません。70代であっても、心身が健康なら十分に通用します。
介護現場で働くために保有しておくとキャリアアップしやすい資格もありますが、資格がなければ働けないわけではありません。
無資格でも現場で働くことが可能ですし、働きながら資格を取得すれば収入や立場も有利になりやすいことが魅力です。
介護スキルを身につければ職に困ることもない
介護現場は人手不足が深刻化しており、今後さらに高齢者が増えることを考えると、リストラや職を失うリスクが低めで安定しているといえます。
仮に現在勤務している事業所が廃業した場合などでも、すぐに次に働く職場をみつけやすいことが介護・福祉業界の魅力です。
特に現場で活躍するための資格を保有していれば、正職員・パート・派遣などライフスタイルに合わせた働き方もより選びやすくなります。
多くの方に介護・福祉業界の魅力を知ってもらい、3Kのイメージを払拭できる情報を発信していくことが人材不足を解消する一歩につながるといえるでしょう。