介護福祉事業情報ラボNursing care work Information Lab

福祉業界で必要とされているマスクの配布を希望する場合の応募方法とは?

2020.12.07
分類:その他
新型コロナウイルス感染拡大を大きくしないために、クラスターの発生を防ぐためにも福祉業界でもマスクの着用は欠かせないといえます。 介護施設などの利用者や職員の感染拡大を防止するために、2020年3月中旬以降で累計約6千万枚の布マスクを国が購入し、配布されています。 そして7月下旬以降も、介護施設などに対し約8千万枚の布製マスクが配布される予定でした。しかしマスクの需給など、状況を踏まえた上で配布希望の介護施設には随時配布という形が取られ、後は国で備蓄することとなりました。

布製マスクはコロナ対策に有効?

国が配布する布製マスクについては、大人が着用するには小さすぎるという声も聞かれますが、ガーゼを12~16層重ねた厚手構造であり、洗えば何度でも再利用が可能です。 介護施設などのうち、布製マスクがほしいと希望する施設には配布が実施されているところですが、既に配布した介護施設なども含め改めて希望する施設などに配布されます。

配布を希望する場合の申出方法は?

配布を希望する場合の申出方法の概要は、令和2年 12 月3日に厚生労働省医政局経済課(マスク等物資対策班)から事務連絡で通達されています。 布製マスクの配布を希望する場合、申出時期は令和2年 12 月4日から当分のあいだとなっているため、すでに受付は開始されています。 申出方法と配布される流れとは、厚生労働省のホームページで受付専用メールアドレスや電話番号、手続き方法の詳細が記載されているため参考にするとよいでしょう。 参考:厚生労働省 介護施設等への布製マスクの配布希望の申出について https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/mask_haifukibou.html

何枚まで配布される?

配布される枚数は、原則、100枚単位で施設ごとに必要な数とされていましたが、現在は施設の利用者と職員、1人4枚を目安として配布される形になっています。1人当たり5枚以上必要とする場合は、記入様式に必要枚数を記載しておきましょう。 ただし申出状況によっては、配布枚数が調整されることもありますので必ず配布されるとは限りません。 布製マスクの配布を申し出てから実際に配布されるまでは、おおよそ3週間程度はかかることが見込まれています。 すでに2020年6月下旬から4千万枚の布製マスクが介護施設などに配布されており、一部の施設では今も配布が続いているようです。 このような施設の場合には、介護施設などから利用者に対し、引き続きマスクの配布を行うようにしてください。