介護福祉事業情報ラボNursing care work Information Lab

介護・福祉業界で活躍するために必要な資格とは?

2021.01.26
分類:その他
福祉業界でこれから働きたいと考えている方にとって、たとえば介護施設の現場で通用する人材として認められる資格などは気になることでしょう。 介護施設の現場の人材として活躍する上で求められる資格はいろいろありますが、資格保有者でなくても現場で働くことはできます。 ただ、将来長く現場で活躍したいと希望する人材にとっては、キャリアアップを狙う上でも資格は保有しておいたほうがよいため介護施設側としても取得を狙える環境を整備していくようにしましょう。

介護・福祉業界で活躍したいならこの資格!

介護施設でも現場で働くスタッフがスムーズに資格を取得できるように、支援する制度や取得の手当など制度を準備することをおすすめします。 また、具体的に現場で活躍する上で必要となる資格には次のようなものがあります。

介護職員初任者研修

介護現場で働く上での入門的な資格であり、介護の基礎や知識を保有していることの証明となることが特徴です。 2013年4月から、ホームヘルパー2級研修の後継といえる資格としてスタートしており、介護・福祉業界で働いたことのない方が学ぶ上でも適していますし、次の介護福祉士実務者研修へとステップアップするためにも必要です。

介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修の1つ上の資格であり、ホームヘルパー1級の後継的な資格となっています。介護サービスの質を維持し、安定した提供を可能とするために求められる資格です。 次のステップである介護福祉士国家試験を受験すときにも必要となるため、キャリアアップを狙う方は取得しておいたほうがよいといえます。

介護福祉士

介護分野の中で唯一の国家資格であり、最上位に位置する資格といえます。 専門知識と技術を生かし介護現場でリーダー的な存在として活躍したいなら取得しておくべき資格であり、利用者に対する介護以外に、他のスタッフにも教育や指導を行う立場として活躍するために必要です。

介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護サービスの利用を希望する要介護者やその家族からの相談に応じながら、適切といえる介護サービスの種類など検討し、利用の基盤となる介護計画(ケアプラン)を作成します。 ケアマネジャーの仕事はケアプランの作成だけでなく、利用者が介護施設などに対して抱く要望やクレームなどを代わりに伝えることもあれば、介護施設側から利用者に対して伝えたいことを代弁することもあります。 利用者と介護施設側をつなぎ調整する役割として、さらに介護を計画するコーディネーターとしても活躍するために必要な資格です。