
建設工事業の人材発掘方法は、求人票に集まる入職希望者を待つスタイルから、ターゲット層へ積極的に歩み寄って、魅力を伝える戦略へ変化しました。
外から内側が見えない情報の非対称性の解消のプロセスそのものであり、適切なチャネルで発信し続けることで、会社の将来を担う人財と出会えます。
攻めの姿勢でファンを獲得することが、持続可能な経営の第一歩になるでしょう。
そこで、建設工事業の人材発掘方法について、ターゲット層の多角化の必要性を解説します。
建設人材は、若年層の男性だけに絞って発掘するのではなく、母集団を確保することが必要ですが、容易とはいえません。
男性のみにとらわれず、女性技術者なども積極的に採用することを検討しましょう。
施工管理・設計・現場技能職で活躍する女性の姿も目にする機会が増えていますが、採用においては現場の女性専用のトイレと更衣室など、ハード面の整備も必要です。
また、特定技能制度などを活用して、外国人材を迎え入れることも方法といえます。
建設工事業の人材獲得において、マッチングの質向上に向けた以下の方法を検討しましょう。
・現場の可視化
・潜在層へのアプローチ
・選ばれる理由の言語化
建設現場をデジタル・ネットワーキングなどで可視化することで、外からは目に触れにくい姿をオープンにできます。
SNSを活用して、現場のリアルな雰囲気や構造物完成の達成感を伝えれば、可視化につながります。
社風や職人のかっこよさを直感的に伝えていきましょう。
求人サイトには登録していないけれど、条件がマッチすれば働いても良いと考える潜在層へのアプローチも行いましょう。
建設業に特化した転職プラットフォームを活用すれば、求めるスキルや資格を保持する技術者へ、直接メッセージを送ってスカウトできます。
以前は建設業界で仕事をしていたものの、家庭の事情などで退職した技術者をスカウトすれば、即戦力となる人材の獲得にもつながります。
求める人材を発掘しても、競合他社へ流れてしまうと意味がなく、選ばれなければ現場の人材を増やせないと理解しておきましょう。
週休二日制への移行や残業削減、資格手当の充実など、働きやすい現場であることを具体的な数字などで言語化することがアピールにつながります。