
建設工事業における素材とは、工事の主要な構成部分となる消費物品です。
そのため適切な素材選びが、建物の安全性・耐久性・コストに影響を及ぼします。
建物や構造物の一部になる部分のため、加工や組み立てや直結し、工事において欠かせない極めて重要な要素です。
そこで、建設工事業における素材について、建築資材の目的と種類を解説します。
日本では、伝統的な建築から現代の大規模建築まで、幅広い木質材料を用います。
木質材料は、加工のしやすさや調湿作用、温かみを感じさせる質感が魅力といえ、さらに環境負荷低減にも貢献できる材料です。
以下の種類があり、それぞれ特徴が異なります。
・製材・無垢材(調湿効果に優れている)
・集成材(複数の木片を組み合わせているため強度や品質が均一で反りが出にくい)
・合板(薄い板を重ね合わせているため下地材として使いやすい)
金属材料は、高い強度と耐久性を誇り、建物の骨組みから屋根や外壁に至るまでの構造を支えます。
以下の種類があり、それぞれ特徴が異なります。
・鉄骨(ビル等の柱や梁として使われるなど、耐震性と強度の高さが特徴)
・鋼板・トタン(屋根材や外壁材として加工されるなど、建物を雨風から守る)
・アルミニウム(軽量で錆びにくく、ドアやサッシなどの建具に多用される)
建物の基礎を支える土台に使用する資材は、石材耐火性や圧縮力に優れるものを使用します。
以下の種類があり、それぞれ特徴が異なります。
・コンクリート(セメント・骨材・水を混ぜた強固な構造体)
・鉄筋コンクリート(コンクリートの引張力を鉄筋で補強した構造体)
・タイル・天然石(床や壁の仕上げ材に使用)
内装や外装用の仕上げ素材は、建物の印象を決定づける部分であり、居住空間の快適性を左右します。
そのため、断熱性や遮音性などの機能も考慮されますが、以下の種類があり、それぞれ特徴が異なります。
・壁紙(多様なデザインで内装の雰囲気を変えられる)
・断熱材(室内の温度を一定に保てる)
・塗料(外壁や屋根を保護して防水性や美観を維持できる)
機能性や安全性を高める化学建材は、採光や視界を確保し、安全性や省エネ性なども求められます。
以下の種類があり、それぞれ特徴が異なります。
・複層ガラス(断熱性や結露防止に優れている)
・シーリング材(建物の防水性・気密性を保てる)
・塩化ビニル床材(水に強くメンテナンスが容易である)