新型コロナウイルス感染拡大の影響により、様々な大規模イベントや集会が中止または延期となっています。
しかし企業活動では社内外の会議や日常的なコミュニケーションが欠かせず、リモートワークを実現しながら日々の業務を行う企業も増えている状況です。
建設業でもWEB会議システムやリモートワークツールを導入していきたいところですが、どのようなツールをどんなふうに活用していけばよいのでしょう。
たとえば建設業がWEB会議システムであるZOOMを導入したとき、どのような場面で活躍するのでしょう。
社外の人との打合せや、3名以上での打合せは禁止するといった制限があったときでも、ZOOMならリアルタイムのコミュニケーションが可能となります。
ZOOMは世界で75万社という企業が導入しているWEB会議システムで、従来のツールと異なり会議を招集するホストアカウント以外はアカウント作成そのものが不要であり、無料アカウントでも100人同時に会議に参加できます。
招集するホストアカウントが発行したURLをクリックするだけで参加が可能な手軽さも、多くの企業に活用されている理由といえるでしょう。
WEBカメラ・マイク・スピーカーなど映像や音声を入出力する機器は必要ですが、事前にパソコンに備わっている場合には別途機材を準備する必要なく利用できます。
企業で利用するときにはレンタルやリースなども視野に入れることができますし、ノートパソコンなどがなくてもZOOMアプリを使うことでスマホやタブレットで会議に参加できるものメリットです。
WEB会議を行う際にも、通常の会議と同じように議事録を作成すること、タイムキーパーなど設定しておき決められた時間内で終わらせること、参加できない方に向けて後ほど次回開催日時と議事録を共有することなどが必要です。
リモートワークでは普段よりコミュニケーションの機会が減ってしまうため、雑談も含めた定期的なWEB会議を実施すれば、よりコミュニケーションが深まるといえるでしょう。
ZOOMは無料で簡単に利用を始めることができるため、ちょっとしたコミュニケーショからテストとして導入してみてもよいでしょう。本格的に利用するときには有料アカウントに移行したほうが、より様々なシーンで活用できるようになります。
ZOOM以外にも、スカイプ・Googleハングアウト・WherebyなどWEB会議システムはいろいろあるため、自社が使いやすいと感じるものを導入することをオススメします。