
冷房機付き作業服は空調服(ファン付き作業着)のことであり、小型ファンが内蔵された作業着です。
作業着内に外気を送り込めるファンが備えられており、汗を蒸発させることで涼しさをもたらします。
建設工事業でも、真夏の熱中症対策に活用したい作業着といえます。
そこで、冷房機付き作業服について、夏場の建設工事で活用したい作業着を簡単に紹介します。
空調服(ファン付き作業着)とは、小型ファンが備わった服であり、外気を取り入れて体の表面へ風を流し、汗を気化させて快適さを保てる商品です。
エアコン温度を下げるよりも費用がかからず、環境にも配慮した上で快適に過ごせます。
建設工事業のように、エアコンが使えない場所での屋外作業においても、快適に作業できます。
空調服は、ファンから服の中へ毎秒約20リットルの外気が取り込まれ、服と体の間を平行に流れていきます。
この過程において、汗が気化される仕組みです。
空調服(ファン付き作業着)の着用効果は以下のとおりです。
生理クーラーの原理により、身体が求める最適な状態へと体表を冷やせます。
冷えすぎることもなく、快適なあたたかさの状態となることが特徴です。
無駄な汗をかくこともなくなるため、体力の消耗を抑えられます。
また、汗疹などの皮膚病予防にもつながります。
作業をすることで、体から発生する熱量が増加します。
体温を一定に保つためには、産熱した分を放熱し、冷却することが必要です。
そのため、暑い場所での作業や重労働などにおいて、連続して同じ作業を続けることは危険といえます。
一定間隔で休息をとり、涼しい場所で身体を冷やすことが必要です。
しかし、空調能力のある作業着を着用していれば、汗の蒸発で必要量の冷却を行えます。
30分作業した後に30分休憩をはさむ必要がある作業現場でも、空調服の導入によって連続作業が可能となり、作業効率を高められます。
作業効率が上がれば、大きな利益改善を図ることができます。
また、空調服を1日10時間着用した場合、1か月の電気代は500キロカロリータイプで約20円であるなど、エネルギーに対する効果も見込めます。
総発電量を少なく抑えることで、エアコンの使用を抑えられます。
それにより、原子力発電所を含めた発電設備を大幅縮小できるなど、地球環境保全にも役立ちます。