給水管工事とは？水道設備工事の種類や作業の内容を簡単に紹介
給水管引込工事は、道路に埋めてある水道管を住宅敷地内へと引き込み、水道メーターを設置する工事です。
新しく家を建てたときや、蛇口を増設したときに必要になる工事といえます。
屋内配管工事は水道メーターからトイレやキッチンの蛇口までの工事で、水漏れ修理やつまり解消などの工事です。
このように、水道設備工事には色々な種類があるため、具体的にそれぞれどのようなことを行うのか紹介していきます。
水道設備工事の種類
水道設備工事の種類は以下のとりです。
・給水管引込工事
・屋内配管工事
・下水道排水設備工事
・敷設替え工事
・修繕工事
・浄化槽設置工事
それぞれ説明します。
給水管引込工事
給水管引込工事とは、一般道などに通る大きな水道管から、一般家庭の水道メーターまで給水管を引き込む工事です。
メインの水道管であり、漏水や水圧に問題がないか確認しながら施工することが必要となるため、市町村の上下水道局が担当します。
給水管を水道本管から水道メーターまでつなぐ大掛かりな施工となることが特徴です。
屋内配管工事
屋内配管工事とは、引き込んだ水道管を浴室やトイレまで配管する工事です。
水道メーターから蛇口までの給水管に関連する工事で、給水管引き込み工事と屋内配管工事はどちらも上水流れる配管を取り扱います。
そのため2つをまとめて上水道工事と呼ぶこともあります。
下水道排水設備工事
下水道排水工事とは、浴室やトイレなどから流れる汚水を、公共の汚水桝へと流す配管工事と汚水桝の設置工事です。
汚水が逆流することやにおいが発生することを防ぐために、配管の勾配を既定の距離ごとに確認して工事を進めます。
給水管引き込み工事と同じく、規模が大きくなりやすい工事といえるでしょう。
敷設替え工事
敷設替え工事とは、法定耐用年数が過ぎた古い水道管の交換工事です。
道路下を通る水道管を新しく交換します。
修繕工事
修繕工事とは、敷地内の水道メーターから、給水装置の破損個所を修繕する工事です。
水道管の老朽化や劣化は水漏れ原因となるため、定期的に水道管や水栓の交換が必要です。
水漏れ発生個所を修繕し、断水や事故などを未然に防ぎます。
浄化槽設置工事
浄化槽設置工事とは、下水道の整備されていない地域で、トイレの汚水のみ受け入れている古い単独浄化槽から生活雑排水も処理可能な合併浄化槽へ切り替える工事です。
汚れた生活排水を綺麗にするため、浄化槽を設置する工事といえます。
