建設現場の工事車両とは、建築物や道路などの建設工事で使う車両ですが、色々な種類があります。
たとえばロードローラーやブルドーザーなどが知名度の高い建設現場の工事車両です。
そこで、建設現場の工事車両について、種類や管理方法、どのような違いがあるのか簡単に紹介します。
「工事車両」とは、工事現場で使われるトラックや生コン車などの車両です。
具体的には、以下の種類などが挙げられます。
・ブルドーザー
・ダンプトラック
・油圧ショベル
・ホイールローダー
・モーターグレーダー
・ハーベスター
・フォワーダー
・ガラパゴス
・リテラ
・クレーン車
・パイルドライバー
・ロードローラ
・ロードカッタ
・アスファルトフィニッシャ
・高所作業車
建設車両の種類は、労働安全衛生法施行令別表第7で以下のとおり6つに分類されています。
・整地・運搬・積込み用機械
・掘削用機械
・基礎工事用機械
・締固め用機械
・コンクリート打設用機械
・解体用機械
上記のうち、整地・運搬・積込み用機械に該当するのは以下の車両です。
・ブルドーザー
・モーターグレーダー
・トラクターショベル
・ずり積機
・スクレーパー
・スクレープドーザー
また、解体用機械に分類されている車両は以下のとおりとなっています。
・解体用つかみ機
・鉄骨切断機
・コンクリート圧砕機
・ブレーカー
工事車両の管理は、工事用車両届という安全書類を使います。
事故や災害が発生したときに責任の所在を明確化するための書類であるため、元請けから求められたときは車検証・運転免許証の写し・運行経路図なども添付して提出してください。
自動車の車体重量は1トン未満から2トンですが、建機は10トンまたは20トンなど大きく異なります。
また、自動車はきれいに舗装された道路でなければ走りにくいものの、建機はぬかるみや砂利道などの不整地をメインに走行し、勾配も多いといった違いがあります。
重機と建機は、工事現場などで使用される大型機械の総称であるため、明確に違いはありません。
建設機械を建機と省略して呼ぶことが多いため、重機は建機の要素ともいえるでしょう。
また、重機は大質量を掘るとき使用し、建機は建設現場などで使用するといった違いもあります。
重機は軍事技術の転用から始まった研究で誕生した機械であり、人の力を超えた作業を行うための機械として世界の経済活動を支えています。