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内装仕上げ工事の種類

 内装仕上げ工事として、次の種類が挙げられます。

 ・インテリア工事

・天井仕上げ工事

・壁張り工事

・内装間仕切り工事

・床仕上げ工事

・防音工事

・たたみ工事

・ふすま工事

・家具工事

 内装仕上げ工事は、建物の内装を構成するための工事のすべてを指し、新築や修繕、リフォームなどでもよく行われます。

内装仕上げ工事には、木材、石膏ボード、吸音板、壁紙、たたみ、ビニール床タイル、カーペット、ふすまなどの材料が使用されます。

 内装仕上げ工事を実施するタイミング

 内装仕上げ工事を行うタイミングは、一般的に建物の外壁や屋根が完成した後です。

 外装仕上げ工事が進み、雨水が浸入する心配がなくなったときに開始します。

 高さのある建物などは、高層階は外装工事中でも、先に外装工事完成した下層階から順に内装仕上げ工事を行うケースもあるといえます。

 内装材の種類

 内装仕上げ工事に使用する内装材とは、壁・床・天井を作るときに使う部品の総称です。

 内装材には仕上げ材と下地材の2種類があります。

 仕上げ材は内装を仕上げるときの素材であり、壁・床・天井の表面部分に使用しますが、生活空間になるため天然素材が使われるケースも増えています。

 壁紙・塗り壁・フローリング・畳・タイルなどが仕上げ材に含まれますが、見た目の印象に直結するため、特にデザインに気を配ることが必要です。

 下地材とは、壁・床・天井の下地を作る素材であり、強度・防音性・耐火性などが左右される材料といえます。

 種類としては、石膏が主成分のプラスターボードや、木製の構造用合板などが挙げられます。

 目的と場所に応じた最適な下地材と仕上げ材を選ぶことで、理想的な部屋を完成させることにつながるでしょう。

 仕上げ材も下地材へ貼り付けるため、ズレや凹凸の発生などを防ぎ、美しい仕上げとするためには丁寧な施工が欠かせません。