建設業とは、住宅・施設・道路など、人々の生活に関係するものの建造・整備を行う業種です。
建築業と土木業に分類され、建築業は建物を作り、土木業はインフラを整備します。
建設業の役割は、「暮らしを創る」「人の命を守る」「経済を支える」の3つです。
そこで、建設業について、役割と担当する仕事の種類と内容を簡単に紹介します。
「建設業」とは、土木建築に関する工事完成を請け負う事業です。
住宅施設・道路など、人々が暮らす上で、関わりのある建築物をつくったり整備したりします。
安心・安全・快適な暮らしのために、防災・減災対策を一層推進し、計画的な社会資本整備を進めること重要といえます。
そこで、建設業では、安全で住みやすい国民生活の実現と、地方の雇用創出と経済発展を目指す役割を担います。
建設業は、以下の仕事を担当します。
・設計
・施工管理
・技術
・安全管理
・営業
・事務管理
・情報システム
それぞれ説明します。
設計では、クライアントのニーズを形にし、設計図をつくります。
ニーズを図面に落とし込むだけでなく、利便性やデザイン性を高めることや、コストを下げることなどで顧客満足度を引き上げることも検討しましょう。
施工管理では、建設施工に関するスケジュール設定・管理を行います。
品質・安全・予算の観点などで、工事を計画通りに進める管理が求められます。
技術は、建設現場で必要な新技術の開発・導入を行います。
いろいろな工事の請け負いにおいて、施工条件の交渉や特殊技術・道具の準備が必要になります。
その際に、新たな技術の開発や導入の段階で、対応範囲を広げたり業務効率化をしたりします。
安全管理は、現場での事故を防ぐ対策を行います。
建設業は事故が起こりやすいため、安全管理のルールの作成や管理などを徹底して行うことが必要です。
営業は、クライアントに自社の技術や実績を提案し、工事を発注してもらえる交渉をします。
そのため、営業担当者は、クライアントと現場をつなぐ役割を担います。
事務管理は、人事・総務・法務・経理などの幅広い業務を担当します。
たとえば、以下の業務が事務管理に含まれます。
・電話やメールでの応対
・事務所の来客対応
・事務用品の補充
・伝票・請求書作成
・清掃
・建設工事に関わる書類作成・管理
など
情報システムは、システム管理やIT機器の運用・管理を担当します。
AI技術やOA機器などの活用により、働きやすい環境を実現する役割を担います。