
建設工事業において、国別外国人労働者は、現場の人手不足を支える柱になりつつあります。
既存の職人の高齢化が進み、若手人材の入職も増えないため、外国人労働者の存在は年々大きくなっていると考えられるでしょう。
様々な国から外国人労働者を迎え入れていますが、出身国によって言語だけでなく文化や得意とする分野などは異なります。
そこで、建設工事業における国別外国人労働者について、日本のインフラを支える人材の国籍の種類を解説します。
建設工事現場を支える国別外国人労働者を、以下に分けて紹介します。
・ベトナム
・フィリピン
・インドネシア
・中国
・ミャンマー・カンボジア
日本の建設現場で活躍する外国人労働者のうち、最も多いのがベトナム出身者です。
若年層人口が多く、手先が器用で真面目な国民性のため、緻密な作業が求められる建設ニーズと合致します。
フィリピン出身の外国人労働者は、高い英語力と明るい性格によるコミュニケーション能力が強みです。
海外の建設プロジェクトで活躍する人材も多く、現場でのチームワークを重視する姿勢が職人文化と合っています。
インドネシア出身の外国人労働者は、着実に増え続けています。
忍耐強く礼儀正しいですが、宗教的・文化的な配慮が必要です。
従来までは、中国出身の外国人労働者が主流でした。
実習生の主流だった中国出身者は、高度な技能のベテランやCADオペレーターなどの技術職で活躍するケースが増えています。
新たな人材の供給源として注目されつつあるのが、ミャンマーやカンボジア出身の外国人労働者です。
真面目で学習意欲やキャリア形成への熱意が高いため、現場の活性化に寄与します。
外国人労働者の出身国ごとに、どの職種に就くのか、それぞれ傾向が異なります。
たとえば、緻密な作業を求められる鉄筋や型枠の仕事はベトナム出身者が多く、高度な溶接や機械操作はフィリピン出身者が多く見られます。
建設工事業で、外国人労働者が仕事をするときには、「技能実習」などの資格が利用されます。
近年、技能実習に加えて、専門性がより高い「特定技能」制度に移行する動きが見られます。
国を問うことなく、優秀な人材が通算5年、それ以上の長期に渡り、日本で働くことができる現場の主軸へ成長することが期待されているようです。
現場の外国人労働者が多国籍な場合、国ごとの文化や習慣を尊重し合うことが求められるため、働きやすい現場作りに取り組みましょう。