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構造物と内部設備の一体化が求められる

建物といえば外観や内装デザインなどがもっとも気になるところでしょうが、いくら見た目が美しくても電気は使えず水も流れず、さらに空調も効かないといった状態では快適性は失われることになります。

水回りを衛生的に保ち、明るい環境で空調は快適な状態を保つことができてこそ意味がありますが、構造物と内部設備が一体となりはじめて有機的な存在であると認められます。

設備工事については、環境配慮や省エネルギーなどを重視する傾向が高まっていることから重要性も認識されつつあるといえるでしょう。

 

設備工事にはさまざまな種類が

設備工事の代表的な例には、空調・キッチン・上下水道・浴槽・電気などが挙げられます。人々が生活を送る上で必要不可欠といえる設備全般の工事が設備工事とされます。

また、仕上工事には防水工事・左官工事・塗装工事・建具工事・内装工事などの工事が含まれます。設備工事として挙げられるのは、電気設備・空調設備・給排水設備・エレベーター設備などその種類はかなり多いですが、次のように専門分野により複数に分けることができますのでその種類を把握しておきましょう。

冷暖房空調・換気設備工事の種類

・冷暖房設備工事

・空調・換気設備工事

・除湿設備工事

・冷凍・冷蔵設備工事

・恒温恒湿設備工事

・中温空調設備工事

・ソックダクト工事

・各種ダクト設備工事

・バイオハザードシステムメンテナンス工事

・車両排気除去システム工事

給排水・衛生設備工事の種類

・給水設備工事

・給湯設備工事

・厨房設備工事

・排水通気設備工事

・衛生器具設備工事

・合併浄化槽設備工事

電気設備工事の種類

・通信設備工事

・自動火災報知機設備工事

・電灯・動力設備工事

・受変電設備工事

自動制御設備工事の種類

・中央監視システム工事

・コンプレッサーグループロールシステム工事

・蒸気排熱回収装置

・DDCコントロールシステム工事

消防設備工事の種類

・消火栓設備工事

・自動火災報知設備工事

・スプリンクラー設備工事

・キッチンフード消火設備

・ケミカル消火設備工事

冷凍・冷蔵設備工事の種類

・プレハブ冷蔵庫

・プレハブ冷凍庫

・急速冷却装置

など