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工事現場で活躍している建設機器の種類とは?

2020.08.11
分類:その他
工事現場で活躍する建設機器には色々な種類があり、それぞれ特徴なども異なります。中でも代表される種類の建設機器は、建設工事だけでなく農林業や畜産業などの現場でも活躍していますが、実際にどのような建設機器があるのか知っておくとよいでしょう。

油圧ショベル

油圧ショベルとは土砂を掘る掘削機械のことで、建設機器の中でも世界で多用されている代表的な存在です。

ショベルカーやユンボ、バックホーという呼び名のほうが馴染みはあるでしょうが、クローラで走行し、上部旋回体の前部分から先端にバケットの備わったアームとブームが伸び、関節部を曲げ伸ばししながら掘削していきます。

主に建設現場や土木工事などで掘削作業するときや積込作業などを行う際に活躍する建設機器です。

 

ホイールローダ

ホイールローダとは、車体前面にアームとバケットが備わっており、すくって持ち上げるという積み込み・運搬を行う建設機器です。

タイヤがついているので土砂などを少し離れた場所まで運搬することもできるため、土木工事現場で土砂や骨材を積み込む作業などで活躍します。

 

ブルドーザ

トラクター前面にブレードが備わっており、ブレード先端に機体の重量をかけ土砂を掘削します。さらに車体を前進させ土砂を運ぶことも可能なのがブルドーザの特徴で、地盤により乾地用と湿地用のいずれかを使うことになります。

主に建設・土木・ダム・宅地造成といった現場の整地と押土で活躍する建設機器です。

 

ダンプトラック

土砂運搬のための建設機器で、車体を屈折させ旋回するアーティキュレートダンプトラックなどでれば、不整地や軟弱地でもスムーズに走行でき勾配にも強いので小回りも利きやすいでしょう。

主にダムや宅地造成、ゴルフ場建設、トンネル工事などで活躍します。

 

モータグレーダ

地表の切削や路盤材料を敷きならし、地面を平らに仕上げる建設機器です。

道路工事や路盤整形を目的として使われることが多いですが、空港建設や宅地造成など広範囲における地面の平面仕上げや、斜面の切り取りなどでも使用されます。

 

スキッドステアローダ

ホイールローダと同じく積み込み・運搬を目的とした建設機器で、特徴としては機体がコンパクトなことから狭い場所でも活用しやすいことです。

360度旋回を可能とし、多種多様なアタッチメントが備わっているのでさまざまな用途に活用できます。

建築や土木などの工事や、農林・造園・畜産など幅広い現場で活躍する建設機器です。