建設工事業情報ラボConstruction Business Information Lab

防犯・防災対策のために行うセキュリティ工事の種類とその内容

2020.09.02
分類:その他

セキュリティ工事は、たとえば自宅にいるときと外出しているとき、どちらも関係なく安心して家を守るために行う防犯や防災に対する監視を目的として行われます。

在宅や不在のときに、不審者が家や建物内に侵入しトラブルや事故などが起きてしまわないように、監視カメラ・火災報知器・赤外線センサー・カメラ付きインターホンなどを設置する工事です。

最近では公共施設や企業だけでなく、一般家庭の自宅にも防犯・防災設備を設置することが増えているため、具体的にどのようなセキュリティ工事の種類があるのか把握しておきましょう。

具体的なセキュリティ工事の種類

泥棒や空き巣などの被害に遭わないために実施されるセキュリティ工事ですが、防犯などの対策に有効な工事の種類には主に次の4つが挙げられます。

音で伝えるセキュリティ工事

泥棒や空き巣に入ろうとする不審者は、大きな音が出れば周囲に存在を気づかれてしまうため、音を嫌います。そのため窓やドアにセンサーや警報器を設置するという工事が一般的ですし、合わせて通り道に玉砂利を敷き詰めるという方法も取られます。

光で伝えるセキュリティ工事

泥棒や空き巣に入ろうとする不審者は、明かりがあれば周囲に気が付かれてしまうため目立つことを嫌います。

そのため玄関前や駐車スペースなど、死角となる部分にセンサーライトを設置するといった工事が主に光を使ったセキュリティ工事として挙げられます。

時間を活用するためのセキュリティ工事

泥棒や空き巣に入ろうとする不審者は、建物内などに侵入するまで時間がかかってしまうと、通行人などに見つかってしまう可能性が高まるためできるだけ素早く侵入しようとします。

そのため狙われやすい窓ガラスやドアを頑丈なタイプのものに取り替える工事や、補助錠を取り付ける工事などを行い不審者が侵入しにくい状況を作ります。

 

時代の流れに応じた対策も重要

泥棒や空き巣に入ろうとする不審者は、姿を人に見られたり声を掛けられたりすることを避けようとします。

そのため防犯対策で行うセキュリティ工事では、不審者が侵入しにくい状況を作ることを目的として行うこととなります。

ただしセキュリティ工事を行えばかならずしも安全ではなく、そのバリアを破られてしまうこともあります。

そのため対策として有効な方法を複数重ねることや、技術などの進歩によってより効果の高い方法などを時代の流れに応じて取り入れてもらうことも必要となるでしょう。