住宅工事を行ったときにポイントが付与される制度をご存知でしょうか。
家を建築するときやリフォームするときに利用できるポイント制度を「2020年度 次世代住宅エコポイント」といいますが、どのような内容となっているのかご紹介します。
家を建てるときやリフォームする予定がある場合、積極的に活用したいのが「次世代住宅エコポイント」です。
住宅に関する工事によってポイントが付与される制度で、自分の欲しい商品に交換することなどが可能となっています。
耐震工事や断熱性能向上などの工事を行うなど、一定の高い性能を満たす住宅を新築またはリフォームする際にポイントが付与されます。
エコポイントの対象となる住宅は主に次のとおりです。
・注文住宅の新築…ただし所有者自身がその家に住むことを目的としていることが必要(賃貸住宅は対象に含まない)
・新築分譲住宅の購入…ただし所有者自身がその家に住むことを目的として購入することが必要(完了検査済証の日付から1年以内で居住用に供したことのない住宅が対象)
・新築分譲住宅の購入…ただし所有者自身がその家に住むことを目的として購入すること(完成済みの住宅が対象で、2018年12月20日までに建築基準法に基づく完了検査における検査済証が発行されていることが必要)
・リフォーム…住宅の所有者などが施工者に工事を依頼し行う修繕であること
次世代住宅エコポイントを活用すれば、新築なら最大35万ポイント、リフォーム工事なら最大で30万ポイントが付与されて大変お得です。
そして付与されたポイントは、環境や子育て支援、高齢者対応、働き方改革など資する商品と交換できます。
ただし残念ながらポイント発行の申請受付は2020年3月31日で終了しています。今後も同様のポイント付与制度が開始されないとも言い切れませんので、公開される情報は常にチェックするようにしておきましょう。
なおすでにポイントを発行してもらっている方のうち、ポイント交換期限が2020年11月30日の方は商品交換の申込み期限間近なので早めに手続きを行ったほうがよいでしょう。
期限間際になると申込みが集中し、手続きや商品が手元に届くまで時間がかかることも予想されます。
また、家電や工事を伴う商品を交換したときには、原則として2020年12月31日までに交換商品を受け取ることが必要とされていますのでその点も注意しておいてください。