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建設工事作業員が転職するときにアドバイスしたい職務経歴書の書き方とは?

2021.03.07
分類:その他

転職するときには履歴書だけでなく、職務経歴書も添えて応募する企業などに提出します。

もし現在雇用している従業員が、何らかの事情で他の建設工事会社に転職しなければならなくなったときなどに、職務経歴書の記載方法に迷っていたらどのように書けばよいかアドバイスしてあげるとよいでしょう。

職務経歴書の書き方はよくわからない?

履歴書は必要な項目が準備されているため、順番に埋めていけばよいですが、職務経歴書は形式も自由で決まりがないためどのように書けばよいか迷うこともめずらしくないようです。

転職による中途採用で、職務経歴書が原因で採用されなかったということにならないためにも、まずは次のことにポイントを絞るようにしましょう。

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書と職務経歴書は、どちらもこれまでの経歴を記載する点は同じですが、履歴書は形式的な部分を確認するために必要といえます。

たとえば通勤可能な範囲に住んでいるのか、学歴や経歴(職歴)、志望した理由(応募動機)などが記載項目として設けられています。

しかし職務経歴書は、これまでの経験やスキル、実績などが応募する会社と合うか、自らの強みの理解ができているかというように、能力部分の確認が主となります。

自身の強みをアピールするための書類のため、履歴書よりもより深い内容を求められることになるでしょう。

十分に職務経歴書でアピールができれば、履歴書だけ見ても魅力的な人材と感じなくても、面接してみたいと感じる採用担当者も少なくないようです。

 

職務経歴書で失敗してしまうケースとは

応募する企業や用意されるポジションに合わない、経歴やスキルを記載していると求める人材と異なると判断するしかありません。

実際に採用された後の業務などと関係のないスキルを並べても、結びつく部分がなければほしい人材とは感じてもらえなくなります。どのような人材が求められているのか再度確認し、現場で即戦力として働くことのできるスキルなどをしっかりアピールしていきましょう。

また、単に経歴やスキル、実績を羅列しただけでは強みとして伝えることはできないため、要所を把握しまとめていくことが必要です。

自らをまずは客観視し、どの部分を魅力としてアピールすればよいのか、第三者目線で自分を見つめなおしてもらうことが必要といえます。

そして記載した職務経歴書の問題点を洗い出し、改善できる部分など見直しをすることも必要です。