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建設現場にかかげる安全標語の内容はどのように決めればよい?

2019.11.23
分類:その他

危険が発生するリスクの高い職場では「安全標語」が掲げられていることが多いようですが、建設現場も労災発生件数も多く、危険を伴いやすいといえます。

現場で働く技能者が、安全意識を高く持つことができるように、安全標語を作り掲げておくことを検討することもあるようですが、どのような内容のものが効果的なのでしょう。

安全標語を作る前に決めておきたいこと

もし建設現場に掲げる安全標語を作ろうと考える場合、まずは目的を明確にすることからはじめましょう。

もちろん、根本的な目的は安全を守ることですが、さらに詳しく何について注意すればよいのかを明確にします。

たとえば高所作業を行う方に対して、転落事故や落下事故などに注意することを促すのか、重機作業を行う方に操作ミスに注意することを促すのか、目的によって表示する内容が違ってくるからです。

ときには建築資材を積んでいたところ、崩壊して事故に繋がってしまうことも考えられます。

このように、建設現場で起こりがちな事故や、想定されるリスクを防ぐことができる内容をそのまま安全標語として用いるとよいでしょう。

特に慣れている作業を行う場合、このくらいなら大丈夫という過信や、気が緩んでしまい油断するといったことで、大きな事故に繋がってしまうこともあります。そのようなとき、安全標語を目にすることで気を引き締めることもできるはずです。

 

目的に沿ったキーワードで内容をすぐ把握できる標語を

目的を明確にしたら、その目的に関連するキーワードでインパクトのあるものを集めてみましょう。

仮に転落事故に対して注意を促すことを目的とするのなら、高所作業、安全帯、転落事故、慣れ、油断、気の緩みといったワードを組み合わせていくことになります。

あまり長すぎると読むだけで時間がかかってしまうので、なるべく短く、目に入ったときに内容をすぐ把握できるものが好ましいといえます。

端的に注意を促すことができ、頭に残りやすい言葉を考えると、作業中もその安全標語が意識に残るため、安全意識を高め事故防止に繋げることができるでしょう。

 

印象に残りやすい安全標語の作成を

ベテランの作業員でこれまで事故は起こしたことがないという方でも、ちょっとした気の緩みでミスが大きな事故に繋がる可能性もあります。

また、慣れているからこそ、これくらいなら問題ないと自分の能力を過信してしまい、事故を起こしてしまうこともあるのです。ベテランでも初心者でも、安全に対する意識を高く持つことは重要です。

印象に残りやすい安全標語を作り、事故のない建設現場環境を目指すようにしましょう。