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建設業が抱えているリスクとは?保険で備えることも必要!

2019.03.27
分類:その他
建設業は、発注者、元請、1次下請、2次下請(孫請け)などのピラミッド型の請負いでの業務が主流であり、さらにその業態も、建設、土木、設備、電気といくつかに分類されます。 構造が複雑な業種であり抱えるリスクも多いことから、リスクマネジメントも専門性を求められています。

無許可業者の建設工事リスク

複雑な請負いでの業務が主流であることや、関わる業態も多岐に渡ることで、抱えるリスクも増えてしまいますが、それ以外にも無許可業者が抱える建設工事のリスクについて把握しておきましょう。 建設業者は、軽微な工事を越えない範囲なら建設業許可を取得していなくても建設工事を行うことはできます。しかし、建設業許可を取得していないのに、軽微な工事を越えた建設工事を行った場合、建設業法違反となり行政指導の対象になります。 そうなると、その後、建設業許可を取得したいと思っても申請さえも受理してもらえなかったり、営業停止といった命令で事業が継続できなくなる可能性もあります。 □元請も同時に行政指導の対象に その無許可工事に元請も関係していれば、元請に対する行政指導も実施されますので、同時の営業停止や建設業許可の取り消しというリスクを負うこととなるでしょう。 軽微な工事かどうかをしっかり判断して、その範囲を越えない業務のみ行う、または建設業許可を取得することを検討しましょう。

建設業者が把握しておきたい企業リスク

建設業が抱えるリスクとして、作業中にケガを負わせてしまった、施主の物を傷つけた、元請からの借り物を壊したなど、工事中に発生するものが多く考えられます。 また、それ以外にも、ケガや病気で仕事ができなくなったり、取引先が倒産により債権回収が不能となるといったこともリスクとして考えられるでしょう。 想定できるリスクはいろいろありますが、すべてのリスクに備えることは困難かもしれません。しかし、もし発生した時に大きな損失となる可能性があるもので、保険などで備えることができるものについては、どの保険を選べばよいかを見極めて加入しておくべきでしょう。

保険で備えることができるリスク

考えられるリスクのうち、発生すると金額が大きくなることが予想されるけれど、保険で備えることが可能とするものは次のとおりです。もしまだ対策を何も講じていないなら、保険での備えを検討してみるようにしてください。 ・賠償責任のリスク 他人や他人の物に対して損害を及ぼした場合など、第三者に対する補償への備えが必要です。 ・事故や災害のリスク 突発的な事故や自然災害などによって物が損害を受けた場合の補償への対策も必要です。 ・従業員等のリスク 従業員や下請がケガを負った場合の補償や休業損害などによる備えも検討しましょう。 ・経営者のリスク 労災事故や貸し倒れなどにより従業員などにもし訴えられてしまった時の損害の補償に備えることも必要です。