建設工事現場の防犯対策も検討することも必要!

建設工事現場では、本来なら施錠しておきたい部分でも難しいケースが少なくないため、銅線などが盗難被害に遭うこともあります。
必要な資材などが盗まれてしまうと、工期に間に合わなくなってしまいますし、また資材を準備しなければならないので利益が減少することに繋がるでしょう。
そこで、建設工事現場ではどのような防犯対策を行っておくべきかご説明します。
建設工事現場は夜間無人になってしまう
建設工事現場はずっと誰かが常駐しているわけではなく、夜間は誰もいなくなります。
建設に使用される資材は仮置き場などで保管されることになりますが、ステンレスの建材などは金属価格高騰のため、盗難に遭うと大きな損失が出てしまいます。
そのような中、無人状態であることで盗難被害に遭いやすく、現場事務所にも侵入してパソコンやコピー機、エアコンなどまで盗まれてしまうことがあるようです。
特にパソコン内で管理されている顧客データや建築図面などの情報は、盗用されたり漏洩による悪用などのリスクが高まるため防犯対策は欠かせないといえるでしょう。
対人センサーなどを設置する
建設工事現場に防犯機器を取り入れることを検討しましょう。対人センサーなどを設置しておけば、動きがあった時には感知してライトを照射し、録画を開始します。
犯行現場を捉えることができるだけでなく、ライトの照射による犯罪抑止にも繋がるでしょう。
また、室内には暗視カプセルカメラなどを備えておくと、パッシブセンサーで侵入者を検知し、検知前から録画開始されるため証拠を残すことにも役立ちます。
ライトとサイレンで侵入者を撃退!
ワイヤレス型のパッシブセンサーに加え、サイレン・フラッシュ付き受信機などを備えておくと、ワイヤレスで異常信号を送信したのち、フラッシュライトと大音量のサイレンが鳴り響くので侵入者に対する威嚇・撃退に繋がります。
遠隔監視システムで現場の状況をリアルタイムで確認
遠隔監視システムなどを利用し、現場の防犯カメラが捉えている音声や映像をリアルタイムで確認するといったことも可能です。
工事の進捗状況を確認できたり現場とのコミュニケーションにも活用できますので、防犯対策だけに留まらないのもメリットといえるでしょう。
監視していることをアピールすることが必要
いずれにしても、建設工事現場は夜間無人になるため、常に監視をしていることを強力にアピールすることが必要です。
建設工事現場は盗難被害に遭うことが多いので、しっかり効果が見込める防犯対策を実施しておくようにしてください。