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建設工事の工期はどのように決まる?何が工期に影響するのか

2020.11.11
分類:その他
建設工事において、工期はどのように決まるのかご存知でしょうか。事前に期限が決められている以上、計画していた工期が伸びることはよいこととはいえません。 そのため、当初から無理な工期を設定することは望ましいといえませんが、そもそもどのような要素を反映させて決めることになるのか把握しておきましょう。

まずは工事着工から施工までの流れを知っておくこと

建設工事の工期は建築物を計画通りに完成させることを左右しますので、実際の工事着工から施工までの流れをまずは把握しておきましょう。 工事の着工は建築確認済証を取得すれば可能ですが、着工するまでには近隣の住民に工事を行う旨を伝えたり地鎮祭を行ったりします。 その上で、工事を行う範囲を囲い、作業員の詰所を設置したり工事の看板などをたてたりということが必要です。 建物配置を確認し基礎工事が始まりますが、建物を支える地盤の状況によっては補強工事を必要とすることもあります。 補強工事で杭を打つことになれば、工事が長くなることもあるので注意しましょう。 基礎が完成すれば建物本体を棟上げしますが、屋根や外壁を仕上げ、建物内部の天井や壁、床などの仕上げから設備機器の取り付け、外構を仕上げ完成します。 その後、検査を行い竣工という流れです。

工期に影響することとは?

工期は建物の大きさや基礎・補強工事の内容、外構の面積などが影響します。 作業そのものが複雑になることも理由ですが、基礎工事や外構工事は天候にも左右されることになります。 冬場は気温が低いのでコンクリートが乾きにくくなりますし、外構工事を行っているときに天候が悪ければ延期するしかなくなるでしょう。 また、できるだけ工期を短くしたいと思っても、土地ごとの地耐力まで換えることはできません。 地盤補強工事をできるだけ短縮させようと思うのなら、上に建てる建物はできる限り軽いことが必要です。

工期を短縮させるには?

鉄筋コンクリート造の建物ではなく、軽量鉄骨造や木造などであれば軽くなるので工期を短くすることはできるでしょう。 そして工場などで前もって必要な部材を加工しておき、現場で組み立てるだけというプレファブリケーション(プレハブ)などを採用し、できる限りシンプルに仕上げれば工期を短縮させることは可能となります。 ただ、玄関や人の出入りが多いところなどこだわりたい部分などがあれば、その部分のみ工期を長くし、他をシンプルにして工期を短くするなどを検討したほうがよいでしょう。