若い世代にアピールできる建設業で働くことでのやりがいとは?
建設業に新たに入職しようとする若い世代は減少しているといわれていますが、実際には大変やりがいがある仕事のため、多くの若年者を獲得できる業種のはずです。
たとえば建設業の成果物として規模の大きな構造物が完成する場面や、橋や道路など人や車が往来するインフラを整備できたときの喜びは計り知れないものであり、誰かの仕事場や娯楽場となる施設建設に自身が携わっていると感じられるのも喜びです。
自分が携わった構造物が地図に残ることは、多くの建設従事者がやりがいとして感じられる部分といえます。
そこで、若い入職者を獲得するためにも、建設業にはどのようなやりがいがあるのか、その魅力をアピールしていくようにしましょう。
建設業なら大きなスケールでのものづくりが可能
ものづくりは現在注目されている分野ですが、対象となるモノは様々です。
その中でも建設業でのものづくりは、一般のモノとは異なり大変規模が大きく、そのスケールから街づくりと称されるほどです。
何かを生み出す産業の中でもスケールの大きさはトップクラスであり、普段関わることのない大規模なスケールのものに携わることでやりがいを感じることができます。
現場で協力しながら成し遂げる達成感を得ることができる
現場作業は主に体力仕事というイメージが強いでしょうが、いろいろな人員が作業に関わることになり、構造物を完成させるという目標に向けて知識や戦略などを試行錯誤していく必要があります。
特に大きなプロジェクトになればなるほど関わる人員も増え、完成させるまで年単位かかることもめずらしくありません。
現場では作業に取り組む人同士の強い絆が生まれ、互いに協力しながら大きな仕事を成し遂げていく達成感を得ることができます。
計画を立てる力を養うことができる
建設作業は事前に取り決めた契約や段取りに従って進めることになりますが、それぞれの現場での作業進行管理でも別途段取りが必要となります。
そのため作業を効率的に進めていく考え方が自然と身につくこととなり、建設業の仕事で身につけた考え方が日常でも活用できることはめずらしくありません。
建設業は現在人材不足という深刻な問題を抱えていますが、それは若い世代にやりがいを感じられる職場であることが伝わっていないからともいえます。
マイナスイメージばかりが強調されるのではなく、実際に仕事をすることで得ることができる喜びや達成感など、ポジティブなイメージをもっと伝えていくべきです。