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重要!離婚により家族構成が変わったらがん保険の見直しが必要

2017.05.26
分類:ガン保険

がん保険は現在大変人気の商品となっていますが、離婚をして家族構成が変わった場合には必用となる保障額も変わってくるため見直しが必要になります。
自分に合った適切な保険契約にする事で、保険料の無駄を省き節約にも繋がります。がん保険の見直しと、必要な保障について見てみましょう。

 

【離婚後に変化する事】


離婚が成立したら、夫婦のライフサイクルにおける必要な保障額も大きく変わります。
今までは、夫婦の収入で設計していたものがそれぞれの収入で設計していく事になります。特に子供がいる夫婦の場合、親権をどちらが持つかによって将来自分が病気になった場合の必要保障額は変わってきます。
離婚で、このように人生の保障に対する設計は大きく変化しますので一度加入しているすべての保険の見直しが必要でしょう。
特に、子供を引き取り母子家庭になる場合は今までより家計が厳しい状況になるためシンプルでコンパクトな家計の見直しをしていきましょう。
では、本当に必要な保障について考えて見ましょう。

 

【必要な保障】


離婚後に、母親が子供を引き取る事になった場合、母が世帯の大黒柱になります。今まで世帯の主な収入が父親で、父親主体の保障だった保険も離婚後には母親主体の保障に変えていかなければいけません。
もしも、今まで父親しかがん保険や生命保険に加入していなかった家庭では、新たに保険への加入が必要になりますし加入していても父親の保障額の半分位と低額な保障の保険に加入していた人は保障額の見直しが必要でしょう。
保障額の見直しをする場合、解約して再加入するよりも保障額の上乗せ分について新規契約をした方が保険料の面でもお得な場合があります。
ただし、保険によっては上乗せできないものもありますので一度保険会社に相談してみましょう。

 

【父親が養育費の負担をする場合】


離婚をして、それぞれが別世帯になっても父親が子供の養育費を負担している場合は注意が必要です。
父親には、養育費の支払い義務がありますので養育費の支払い期間中に亡くなった場合には養育費の支払いが停止してしまいます。
このような場合も保険に加入しておけば、死亡保険金が入りますので後の養育費や、子供の教育費として補填する事が出来ます。
この場合、保険金受取人を養育費の対象となる子供名義にしておくと受取もスムーズに出来ます。

 

【まとめ】


現在ガンを発症する人は2人に1人となっており、私達にとって大変身近な病気となっています。
ガンになると、高額な治療費や手術費用、投薬費用などが掛かります。離婚によって、家計の状況は大きく変わるため、自身が親権者となった場合は特に保障内容の見直しが必要になります。
また、養育費を負担する父親も必要に応じて保険の加入、見直しを検討しましょう。